【総火演】10式戦車が初めて射撃を見せた日
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- čas přidán 9. 09. 2024
- 今では有名になった10式戦車ですが、初めて登場したときは、一部界隈で「メルカバのパクリ」「いまさら新型の戦車?」と懐疑的な視線が投げかけられていました。
評価が大きく定まったのは、2012年の富士総合火力演習です。
このとき初めて、10式戦車の射撃が大きく報道されました。
スラローム射撃が実演され、世界最高レベルの射撃能力に、現場にいた誰もが固唾をのみ、感動しました。
急旋回の瞬間に射撃という離れわざを予期できず、シャッターチャンスを逃したカメラマンも多かったです。
射撃後には、会場で拍手が上がりました。
総火演は、こうした最新火力を直接、視認できる絶好の機会でした。
灼熱の気温、腹に響く走行音、耳をつんざく射撃音、眼球を圧迫する爆風……。
振り返ってみれば、一般公開のときに直接、10式戦車の勇姿を見ることが出来た自分は、とても幸運だったと思います。
一般公開が無くなってしまった現在では、映像を見返しつつ、在りし日の感動を思い返すのみです。
撮影日:2012年8月21日
#自衛隊 #戦車 #陸上自衛隊 #陸自 #10式戦車
#富士総合火力演習 #総火演 #射撃 #軍事 #兵器
カメラワークが残念!!
総火演は毎年、酷暑の中で開催されます。
早く行かないと、いい場所を取られるため、開始の何時間も前から行って、あとはひたすら耐えるのみ。肌を焼き焦がされて、待っている時間も本当にしんどい。深夜に出発しないと間に合わないので、睡眠不足が当たり前。
それでも、眼前に広がる大部隊、駐屯地祭では味わえない実弾の爆風、轟音、緊張感に、五感が刺激されまくります。
曇りだと暑さは和らぐのですが、山の天気は変わりやすく、雨に見舞われるリスクが高まります。雨が降ったらそれこそ悲惨で、全身ずぶぬれ。霧で標的は見えなくなり、演習の多くが中止になることも……。
色んな意味で、参加者にも覚悟が求められる催しでしたわ。