宇治拾遺物語「児のそら寝」朗読|原文・現代語訳

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  • čas přidán 23. 08. 2024
  • 宇治拾遺物語「児のそら寝(ちごのそらね)」の朗読です。
    暗記や暗唱、勉強用としても活用頂ければ幸いです。
    ちなみに稚児のそら寝と表記される場合もあります。
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    #宇治拾遺物語 #朗読 #児のそら寝
    【全文】
    今は昔、比叡の山に児ありけり。
    僧たち、宵のつれづれに、
    「いざ、かひもちひせむ。」
    と言ひけるを、この児、心寄せに聞きけり。
    さりとて、し出ださむを待ちて寝ざらむも、わろかりなむと思ひて、片方に寄りて、寝たる由にて、出で来るを待ちけるに、すでにし出だしたるさまにて、ひしめき合ひたり。
    この児、定めておどろかさむずらむと待ちゐたるに、僧の、
    「もの申し候はむ。 驚かせ給へ。」
    と言ふを、うれしとは思へども、ただ一度にいらへむも、 待ちけるかともぞ思ふとて、いま一声呼ばれていらへむと、念じて寝たるほどに、
    「や、な起こし奉りそ。をさなき人は、寝入り給ひにけり。」
    と言ふ声のしければ、あな、わびしと思ひて、今一度起こせかしと、思ひ寝に聞けば、 ひしひしと、ただ食ひに食ふ音のしければ、ずちなくて、無期ののちに、
    「えい。」
    といらへたりければ、僧たち笑ふこと限りなし。

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