日本習字漢字部令和6年5月号赤手本課題「青山緑水」

今回も基本点画を意識して書きましょう。
◎横画の始筆は、ほぼ45度で入筆し、送筆の際は、穂先を画の上部を通り、終筆は始筆と同じ角度で止めます。
◎転折は、始筆と同じほぼ45度で一旦筆を止め、もう一度斜めに押さえ直してから方向を変えます。
◎横画は方向に注意し、右上がりに書きます。
・「青」の横画間は、広さに注意し、それぞれそろって見えるようにまとめます。
・左払いは、方向に注意し、筆力を保って伸びやかに書きます。
・右払いは、次第に太くし、一旦筆を止めてから右に払います。
・はねは、一旦筆を止めてはねますが、その際に筆の腹を内側に少し寄せてからはねましょう。
・「緑」の「いとへん」は形状に注意し、狭くまとめます。
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①ポイント解説
0:21　課題のポイント解説
②書き方
6:19　青
7:49　山
8:42　緑
11:50　水
また、今回も「基本点画」を意識して書きますので、以下の動画をご覧いただき、参考にしてください。
【基本点画「始筆・送筆・終筆」の書き方】
• 基本点画「始筆・送筆・終筆」の書き方
【基本点画の書き方①「横画・縦画・転折」】
• 玉川習字教室基本点画講座（第1回）「横画、縦...
【基本点画の書き方②「払い・はね・点」】
• 玉川習字教室基本点画講座（第2回）「払い、は...
基本点画「転折（折れ）」の書き方
• 基本点画「転折（折れ）」の書き方
基本点画「はね」の書き方
• 基本点画「はね」の書き方
基本点画「左払い・払い上げ」の書き方
• 基本点画「左払い・払い上げ」の書き方
基本点画「右払い」の書き方
• 基本点画「右払い」の書き方
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【玉川裕郷プロフィール】
昭和41（1966）年8月5日、東京都昭島市で生まれる。本名は博一。
日本習字漢字部門八段位教授、臨書部門中等師範（半紙五段、条幅準三段）、硬筆部門準五段位正師範。
中学・高等学校社会科教員免許状取得。剣道二段、居合道初段。昭島市書道連盟会員。
小学校一年生より日本習字の書道教室に通い始め、中学三年生の時、生徒部六段を取得。高校でも書道を選択。高校三年生まで書を学ぶ。
その後ブランクを経て、平成21（2009）年2月より日本習字での書道を再開。
平成25（2013）年3月に日本習字漢字部門教授の免許を取得し、平成27（2015）年9月に最高位八段に合格。
現在は令和元年11月に約30年勤めた産経新聞社を退職し、臨書を学ぶとともに、生徒さんと書道を楽しみ、習字教室を開設する傍ら、イベント企画運営、勉強会などを営んでいる。
入賞歴は、昭和57（1987）年には第34回全国学生書道展において「書道芸術学院理事長賞」、令和3（2021）年、昭島市書道展「昭島市書道連盟賞」、令和5（2023）年第38回21世紀国際書展、第三部門「秀作」など。
趣味は「音楽鑑賞（クラッシック大好き）」「読書（自己啓発本を好んで読む）」ほか、歴史が大好き。
モットーは「感謝」「精進」「お陰様」など人様への感謝の気持ちを持ち、伝えること。
人生訓は「人生に起きることは全てベスト」「全てはうまっくいっている」など。
そして、アドラー心理学を学び、「目的論」「課題の分離」「他者貢献」などアドラーの教え、そしてフランクリン・コヴィーが提唱する「７つの習慣」を実践している。