DAY104 廃業届を出してきたぜ

会社を作ってみて思った事がある。それは予想よりサクッと出来ちゃうんだなって事だ。もちろん予想通りの面倒な書類とか意味不明の単語が出てくるんだけど、役所の人に助けてもらいながら何とかクリアできてるし、その気になればきっと誰だって起業する事が出来るなって思ったぜ。
オレも人並みに欲はあるからお金が無いよりあった方がいいと思うけど、豪華絢爛な暮らしがしたい訳でもない。そりゃ綺麗なところに住めたら嬉しいけどバカみたいに高いところに住みたいとかは無いし、無駄に部屋が多くても何だかしっくり来ない。だったら会社を立派な建物にしてみんなが集まる共有スペースの設備に少しカッコよくしてもいいんじゃ無いかと思う。オレももうジジイだから急がないと夢が夢のままで終わっちまいそうだぜ。まずは自分のやりたい事をやり切らないとな。会社の発展はその延長線上に必ず必要だから、オレがやりたい事を実現させていけばその未来はやってくる。オレが確信を持ってそう言えるのは3年前に決めた「海外で歌を歌う」という目標がいつの間にか叶っていたからだ。目標を持ってそれを口にして行動し続けていけばある程度の事は実現できる。それだけじゃ無い。海外で歌う、までは頭の中にあったんだが、海外の人とバンドを組むってのは流石に考えもしなかった。現実が妄想より先に進んでしまったんだ。たがらいま俺の頭の中にあることは必ず叶う。そしてその副産物として付いてくるもの、その予想外の出来事がオレにとってのギフトかもしれない。そう考えると楽しみでしか無い。さらに妄想し続けていこう。
【海外で歌いたいだけの人】 オレの名前はガキ。 世界中で歌うために金を稼いでいるただのオッサンだ。 コロナが始まった年にオレは決めた。 やりたい事をやれるだけ今すぐにやると。いろいろ試してみたが最後に残ったのは「世界中で歌う」という事だった。そして3年後の2023年1月にスペインのアニソンイベントで歌った。 同年12月には韓国のライブにバンドを連れていく事ができた。 そして2024年を迎え、ついにアメリカでライブできるという無二のチャンスに恵まれた。でも、簡単に事は進まなかった。 バンドメンバーが諸事情で渡米できない事になってしまったんだ。 人生は簡単じゃねぇなと思ったがオレはコレを最後のチャンスだと思ったから新たにメンバーを探しから始めたんだ。アメリカでのライブをひとまずのゴールと決めて必ず実現させてみせるぜ。このチャンネルはその道中のドタバタやら、オレが思った気持ちやらを記録していくぜ。最終地点は自分でもわからない。応援してくれたら嬉しいぜ。