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【「AI」が支援】視覚障害者を支える取り組み

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  • čas přidán 6. 06. 2024
  • 日本テレビが「地球にいいこと、人にいいこと」を考える『Good For the Planetウィーク』略してグップラ。今回は「視覚障害者を支える取り組み」についてお伝えします。
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    news.ntv.co.jp...
    「写真を撮ってみたい」「1人で自由に走りたい」。視覚障害がある方のそんな思いをAIなどを使い実現する新たな技術を取材しました。
    家族に手を引かれてやってきたのは、視覚に障害のある御園政光さんです。視力がまったくないため、食事では…
    御園政光さん
    「すいません、説明してもらっていいですか」
    御園さんの妻
    「1時方向に『鶏の唐揚げのチリソース煮』です。12時方向に『シューマイ』です」
    アナログ時計の針の位置になぞらえて、「おかずの位置」を教えてもらいます。
    御園さんは、先天性緑内障のため8歳頃から視力を失いました。
    学生時代は陸上競技に打ち込み、30代後半から始めたマラソンのベストタイムは約3時間半。しかし、こんな思いが…。
    御園政光さん
    「思いついたらすぐに走れるっていうのが、一番良いことだと思うんですけど、やりたい時には伴走者がいないと走れない」
    重度の視覚障害者は、練習でも大会でも、伴走者と「伴走ロープ」でつながって走ります。
    「一人でも走りたい」。御園さんは、まさにその願いを実現するための研究開発に協力しているといいます。
    耳には、外の音も聞こえる骨伝導イヤホン。そして腰にはスマホを装着。カメラは前に向けています。すると、御園さんは伴走者ナシで走り出しました。なぜ、“一人”で走れているのでしょうか?
    この研究開発をしているのはIT大手の「Google」です。
    プロジェクトガイドラインチーム 小林育未さん
    「スマートフォンに搭載されている機械学習の技術を使っていて、画像認識のAIが働いています」
    御園さんが走っているトラックには、白線の他に「紫」のラインがあります。スマホのアプリに搭載された「AI」が、この「紫」のラインを判別し、「音」で指示を出しているのです。
    プロジェクトガイドラインチーム 小林育未さん
    「音をヘッドホンから(出して)右か、左か、中央かというのをランナーが理解して走る」
    ランナーが紫のラインに沿って「直進している」時は…
    「コツ・コツ・コツ」
    そして、ラインからずれると、音に変化が…
    「ドッ・ドッ・ド」
    さらにラインを完全に外れると…
    「ストップ・ストップ・ストップ」
    視覚障害者は、この音を頼りにラインから外れないようにすることで「一人で走ること」が可能になるのです。
    この装備を使って、一人で走った御園さん。直線では紫のラインに沿って走る一方、カーブに差し掛かると、外へ膨らんでしまう場面もありました。向きを修正しますが、今度は内側へ入りすぎてしまい、壁の直前で、ぎりぎりストップしました。
    御園政光さん
    「(見えないので)いつカーブになるかっていうのは、そもそも分かっていない。音を聞いて初めて認識するので、多分ワンテンポ遅れているんですよね」
    急カーブでは御園さんは、目で見て曲がる体勢を取れないので、音だけだと動きだしに時間差が出るというのです。
    それでも、約1時間“一人”のランニングを楽しんだ御園さん。
    御園政光さん
    「爽快の一言ですかね。一人で走れる喜びは何にも代えがたい。近くの公園とか、そういったところで一人で走れるっていうようなものが実現できたら、本当にうれしい」
    Googleは、前のランナーとの距離や障害物を認識できるよう、さらに開発を進めるということです。
    視覚障害者を支援する技術がすでに生かされている場所もあります。千葉盲学校では、弱視の生徒たちが「カメラ」を使った授業を受けています。
    カメラを使う生徒
    「あっ! きれいに見えます。細かい花びらがたくさん集まってるみたいな」
    裸眼では見えにくいはずですが、被写体を中心にとらえて、撮れていました。
    秘密は、ソニーとQDレーザ社が作った「網膜投影カメラ」です。
    ソニー・イメージングマーケティング部門 伊藤美和子さん
    「視覚障害がある方でも、くっきりとした映像を見ることが期待できる。網膜に向かってプロジェクターで映像を投影するかのように」
    目で見たものは、水晶体などを通って「網膜」に投影されて「脳」で画像として認識します。そのため「網膜」へ届くまでに異常があると“見えづらい状態”になります。
    そこでこのカメラは、画像を特殊なレーザーで「網膜に直接投影」するため、鮮明な画像を網膜から脳へ伝えられるのです。つまり、網膜などに問題がなければ「見えづらい」を「見える状態」にしてくれるのです。
       ◇
    先生を撮影した生徒は…
    網膜投影カメラを使う生徒
    「ちょっと遊び心ありますね」
    カメラを使って楽しんでいます。
    先生
    「ジャガイモの色は何色ですか?」
    生徒
    「黄色」
    「黄色っぽい色です」
    先生
    「ジャガイモの色は黄色っぽい色だね、なのにジャガイモの花は?」
    生徒
    「カラフル!」
    カメラを通してハッキリと見えた世界。その体験をした生徒たちは…
    生徒
    「将来的には好きなプロレスラーの写真を撮りたいと思ってます」
    生徒
    「自分でもきれいに撮れたなって自信があったので、いろんな人に見てもらえたらいいなって」
    一人で走ったり、写真を撮ったりすること。一人でも多くの人の楽しみが増えるよう、技術への挑戦も続きます。
    (2024年6月7日放送「news every.」より)
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    #視覚障害 #支援 #AI #グップラ #日テレ #newsevery #ニュース

Komentáře • 1

  • @kazukoogawa1928
    @kazukoogawa1928 Před 2 měsíci +1

    伴奏者がいてると周りの人は視覚障害者とわかりやすいけど、1人で走っていると、目が不自由かどうか分かりにくい気がします。