川勝知事“問題発言”たびたび…県議を「やくざ」 首相には“学歴差別”発言 静岡市は「政令市の失敗」

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  • čas přidán 7. 09. 2024
  • 新人職員の入庁式で“職業差別”とも受け取れる発言をした静岡県の川勝知事は、これまでにもたびたび発言が不適切と指摘されてきました。問題となった発言を振り返ります。
    2024年4月1日、川勝知事は新人職員に対して次のように訓示しました。
    川勝知事:
    静岡県庁というのは、別の言葉で言うとシンクタンクです。毎日毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり、あるいはモノを作ったりということと違って、基本的に皆さんは頭脳、知性の高い方たちです。
    新規採用職員の前で職業差別とも受け止められかねない発言をした川勝知事。その発言はこれまで幾度となく物議を醸してきました。
    学力調査で最下位「先生の授業が最低」
    2013年の全国学力調査で、県内の小学6年生の国語が最下位になったことに知事は激怒。
    川勝知事(2013年):
    ほとんど絶望的な気持ちになりました。大変強烈な危機感に襲われた。これが最低というのは先生の授業が最低だということだと思っていて、小学校の校長先生の名前は下から100位はご公表申し上げて反省材料にしていただきたい
    県教委との協議が重ねられ、平均点以上だった小学校の校長名を公表することで決着しましたが、教育界は揺れ子供たちや保護者の間にも不安が広がりました。
    「政令市の失敗事例」前 静岡市長と確執
    静岡市の前市長・田辺信宏 氏とは、ことあるごとに深い確執が浮き彫りになりました。
    2015年の対談では知事が市長を「キミ」と呼んだことに、前市長は「キミキミとおっしゃいますけど静岡市長です。聞いてください。聞いてください。私はずっと粘り強く知事の言葉に耳を傾けました。20分くらいだったでしょうか。あなたは私が話し始めて3分となく口をはさむ。もっと私の市民の声をよく聞いてください」と反論しました。
    2016年に開かれた静岡県と政令市である静岡市、浜松市との首長サミットでは、川勝知事は「静岡市は、私は政令指定都市としては失敗事例だったと」と批判。
    田辺 前市長は「この公の席で失敗と断じたこれは断じて看過できません。静岡市政に口出しをしすぎているのではないでしょうか」と感情を露わにしました。
    知事に退任のあいさつをした後で…
    静岡市・田辺信宏 前市長:
    (知事との関係については雪解けになったと思いますか?)ははは、申し上げたいことは申し上げましたので。知事はとても知識量が多くて、例えばスピーチの中で和歌をそらんじたりしてすごいなと思いましたが、時々言葉が過ぎることがあります。言葉は武器にもなるし凶器にもなる
    12年間不仲と言われ続けてきた知事と田辺氏。最後まで距離が縮まることはありませんでした。
    県議を「やくざ」 首相に“学歴差別”発言
    県民に選ばれた県議会議員に対するこんな発言もありました。
    川勝知事(2019年):
    やくざがいますからね、ごろつきが。やくざの集団もいますからね。やくざもいるじゃないですか。ごろつきがいるじゃないですか
    菅首相(当時)には学歴差別とも受け取れる発言をしています。
    川勝知事(2020年):
    菅義偉という人物の教養レベルが図らずも露見したということではないかと思います。(菅総理は)学問をされた方ではない。単位をとるために大学を出られたのではないかと思います
    さらに2021年の参議院選挙の応援演説でも。
    川勝知事(2021年):
    あちらはコシヒカリしかない。だから飯だけ食ってそれで農業だと思っている。
    この御殿場市を揶揄する発言を巡っては、県政史上初めて知事に対する辞職勧告決議案が可決されました。
    「不適切発言ではなく“切り取り”」
    2024年3月には女子サッカーチームとの面会の中で、静岡県のサッカー強豪校・藤枝東高校について「ボールを蹴ることが勉強よりも重要」「磐田の文化は浜松よりもともと高かった」また「男の子はお母さんに育てられる」などと発言。
    その後の会見では「切り取りが問題」と発言。
    川勝知事:
    切り取りというのが問題だと思います。切り取られてお母さんが子供を育てるという(性別による)役割分担のことを言っているんだと言われるとそれは間違い
    “職業差別”を指摘された4月2日の取材対応でも「切り取り」とメディアを批判していました。
    川勝知事:
    こういう最近メディアのハラスメントというようなことが言われたりします。いろいろなハラスメントがありますが、そうしたものが横行しているということを訴えております。ここまでこういう風潮が充満しているということに対しまして憂いを持っています。そしてですね、どうしたらいいかなと思っていまして、よく考えたんですけれども、準備もありますからね、6月の議会をもってこの職を辞そうと思っております
    #静岡県
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