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【『古今和歌集』の成り立ちとは？】紀貫之ら撰者の歌を詠む
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- čas přidán 28. 11. 2021
- 今回は日本の美意識を確立させたといわれる『古今和歌集』の成り立ちと、『古今和歌集』の撰者四人の代表歌をご紹介します。
この和歌集は、醍醐天皇（だいごてんのう）が、紀貫之（きのつらゆき）、紀友則（きのとものり）、凡河内躬恒（おおしこうちのみつね）、壬生忠岑（みぶのただみね）の4人に編纂を命じて作らせた、勅撰和歌集です。
※訂正：壬生忠岑の歌のところで、「生（お）ひ出でくる」を「生（い）き出でくる」と読んでしまいました。誤りですので訂正いたします。
【紹介した和歌】
・紀貫之
さくら花ちりぬる風のなごりには
水なき空に波ぞたちける
（古今和歌集・春下・八九）
・紀友則
秋風に初雁（はつかり）が音（ね）ぞ
聞こゆなる誰が玉梓（たまづさ）をかけて来つらむ
（古今和歌集・二〇七）
・凡河内躬恒
春の夜の闇はあやなし梅の花
色こそ見えね香やは隠るる
（古今和歌集・春上・巻一・四一）
・壬生忠岑
春日野の雪間を分けて生ひ出てくる
草のはつかに見えし君はも
（古今和歌集・巻十一 恋一・四七八）
#和歌#古今和歌集#紀貫之
日本の文化は 最高だ。
紀貫之や紀友則の歌は、どこかで読んだことがありますが、素敵な歌ですね。古今和歌集をこんなふうに丁寧に解説してくださってとても嬉しいです。繰り返し何度も見てみたい動画です。ありがとうございます！
過分なお言葉、ありがとうございます。
これからも勉強して行きたいと思います。
詠んでいる女性の方の声のトーンが歌にマッチしていて気持ちよく聴くことができます。
久方のひかりのどけき春の日に
しず心なく 花のちるらむ
特に「しず心」の音読のイントネーションがとても好印象です。ありがとうございました。
コメントをありがとうございます。
お褒めいただき嬉しく思います。
これからもよろしくお願い致します。
歌合は「うたあわせ」と読むのじゃなかったでしょうか。
コメントありがとうございます。
「うたあわせ」です。ご指摘ありがとうございます。
「生（い）き出でくる」じゃなくて「生（お）ひ出でくる」だと思いますが・・・
ご訂正頂きましてありがとうございます。
「おひいでくる」でした。
概要欄に訂正を入れておきます。