【クラブ経営】カニで選手を獲得⁉J3・鳥取を救った型破りな人心掌握術！地域に貢献するスポーツのあるべき姿とは？

ガイナーレ鳥取の代表取締役を務める岡野雅行。そして、プロアイスホッケーチーム『H.C.日光栃木アイスバックス』のシニアディレクターを務めるセルジオ。今回は、共にチーム運営とは何かを知る二人が、これまで行なってきた型破りな経営スタイルを明らかにする。
■岡野雅行（元日本代表）
94年に浦和レッズに加入した当時、リーグで圧倒的な快速を誇った、元祖スピードスター。長髪を振り乱しながら駆け回る姿から、「野人」の愛称で親しまれた、日本代表としても活躍し、1997年のフランスW杯最終予選では、延長後半の終了間際に、日本を初のW杯へと導くＶゴールを決めた。ヴィッセル神戸や香港のチームでもプレーし、2013年に引退。現在は、現役最後に所属していたガイナーレ鳥取のGMを務めている。
■H.C.日光栃木アイスバックス
1925年（大正14年）に創部した日本最古のアイスホッケーチーム『古河電工アイスホッケー部』の廃部を受け、1999年8月に誕生した、日本アイスホッケー界初となる市民クラブ。
2019年には、全日本アイスホッケー選手権で、６回目の優勝を果たした。
■フェルナンジューニョ（元ガイナーレ鳥取）
初来日は2004年、ガンバ大阪に加入し、翌年にはＪ1のベスト11に選ばれるなど、ガンバ大阪のＪリーグ初優勝に貢献した。その後、清水や京都、母国ブラジルのチームを渡り歩き、2018-2020シーズンはガイナーレ鳥取に所属した。身長162センチながら、巧なドリブルを武器に加え、正確なパス、シュートを併せ持っている。
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