Martin D-42 Standard S/N2753728 試奏動画

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現代におけるマーティンのフラッグシップであるStyle45が誕生したのが1904年、それよりも遥か古くから存在し、その誕生は1840年とも言われるStyle42。
ボディに施された豪華な装飾はStyle45の原形となり、その確立されたルックスはひと際上品であり、あまたある名門ブランドの楽器製作の目標とされました。
歴史の長いStyle42ですがドレッドノートサイズのD-42がラインナップに加わったのは、1996年と意外にも近年となります。
1992年、MTVアンプラグドでエリック・クラプトンの回を収録したアルバム『アンプラグド アコースティック・クラプトン』が大ヒットしました。
そのときにエリック・クラプトンが使用していたギターが1939年製の000-42、Style42が瞬く間に脚光を浴びることになります。
D-42の魅力はフィンガーボードのスノーフレイク&キャッツアイのインレイ、雪の結晶などを表した緻密なパターンのデザインがあしらわれた特に美しいモデルです。
ブリッジ両サイドにもスノーフレイクのインレイが施されるのも特徴の一つであり、上品で繊細さの際立つルックスなのでStyle42が選ばれる理由も納得です。
木材は各シリーズに合わせたグレードを採用し、Style42は美しいスプルースと木目の整ったインディアン・ローズウッドの王道のマテリアル、全てプレミアムグレードで構成されます。
マーチンの40番台のモデルは倍音が非常に優れている事で知られております、倍音豊かに透明感溢れるサウンドに艶があり、奥行きも備えた、まるでコンサートホールで弾いているかのようなサラウンド感。
鳴りに大きく影響するブレイシングはスキャロップ加工と呼ばれる削り込みを施したフォワードシフテッド X ブレイシングを採用。
ブレイシングを軽量化し、トップ面の振動面積を広くとることでヴィンテージマーティン同様のふくよかなボディ鳴りが得られます。
これらは製作当時から採用されており、トップ板の豊かな振動を助長し、音像を保ちながらのロングサスティーンを実現しております。
高域の倍音が豊かに響き、マーチン特有の鈴鳴りを強くご体感頂けることでしょう。
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