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物理学予習動画 czcams.com/video/2LBAZNG4KaU/video.html量子力学解説動画 czcams.com/video/COHahFyMyzc/video.htmlネタバレあり感想 czcams.com/video/1ZlR1yLGjJE/video.htmlネタバレなし感想 czcams.com/video/Y2Fckj3R8gI/video.html全シーン解説動画 czcams.com/video/uEOSPs544Fw/video.htmlIMAX解説動画 czcams.com/video/ODBqSZWXttE/video.html■オッペンハイマー原作本カイ・バード (著), マーティン・J・シャーウィン (著), 河邉 俊彦 (翻訳), 山崎 詩郎 (監修)上「異才」 amzn.to/3RCEYr8中「原爆」amzn.to/3RHadBg下「贖罪」amzn.to/3RC6NzH■オッペンハイマー 脚本s3.documentcloud.org/documents/24231468/oppenheimer-read-the-screenplay.pdfdeadline.com/2023/12/oppenheimer-screenplay-christopher-nolan-script-1235671868/◆TENET/テネット 解説・考察 czcams.com/play/PLskKW-uhVDXDKdJ-goPMlpMiIeWSVVzy3.html◆インターステラー/Interstellar 解説・考察 czcams.com/play/PLskKW-uhVDXCPticJg18etSw4OGdyPzZy.html
オッペンハイマーが黒い服着ながら「japan」って言った時、急に当事者へ引き込まれて鳥肌止まらなくなった。
同感です。そこからしばらく涙が止まらなくなりました😢
japaneseって言ってなかったっけ?
今日IMAXGTで観てきました。血の流れるシーンを描かずして原爆の怖さをここまで表現し切るノーラン監督の手腕に感服しました。性的描写を除けば誰でも見ることができる作品にしたことはとても意味のあることのように思います。トリニティ実験のシーンでは美しさと恐ろしさは表裏一体であるとジリジリと感じさせられて鳥肌が止まらなかったです。
はだしのゲン読むと、当時のアメリカ側はどんなんだったんだろといつも思ってたので、それが観れたのがすごい良かった
TENET(2020)←もう4年前なのが信じられない
巡行のスピードがおかしい
ノーラン監督、2年スパンでエグイクオリティの映画バンバン出してくるのやっぱヤバいわ、ナイトの称号授与されたのも納得(奥さんもデイムの称号を授与されてる)
すでに色々な方が考察されましたが、相変わらず随一のクオリティ、、、感謝です。
今日観てきました。淡々と事実が積み上げられて行くだけなのに、観終わってからも心が揺さぶられています。ずっと公開を待ち望んでいたので、観ることが出来て良かったです。
予習、量子力学の5つの動画のおかげて楽しめました大感謝です!
ほんと予習して良かったと思った!
物理学も、ノーランについても、オッペンハイマーについても何も知らずに観たけど、核爆発シーンには「あれ?キノコ雲は?核爆弾っぽく無い」という違和感を覚えました。解説みてなるほどと思いました。この動画シリーズのお陰で、無知な中でも映画を大変味わえました。ありがとうございます!
“オッペンハイマー”のラストは“TENET”のラストと対になっていると観た時感じましたが、「既に爆弾が起動した世界」が現実に近いこの映画の方というのが皮肉ですね。
昨日、2回目を見てきました。1回目に比べて遥かに映画の構造をちゃんと理解できたと思います。意外と語られてないようですが、何度か出てくるオッペンハイマーの子供はいつも激しく泣きじゃくっていて、私はこれはこれからオッペンハイマーと私たちが向き合うことになる新しい世界の暗喩なんでは…と思って見てました。
今日見てきました。時系列を混ぜた巧みな編集、心を抉るゴランソンさんの音楽と演出、まさにノーランの映画という感じで最高でした。客観描写が徹底的に排除されているというのにハッとしましたし、その演出意図にも納得しました。また、「重要なシーンはエンドロールの後である」という考察というか、ある種「事実」については、今この動画を見てしみじみと実感し始めました。明らかに我々の感覚は麻痺していますが、今の世界はかなりギリギリのバランスで成り立っていますものね。そればかり考えて暮らすにも気が狂ってしまいますが、目を逸らしてはいけないことですね。そういった意味でも、この映画の日本での上映が実現したことには大きな意味があると思いますし、たくさんの人に見てほしいですね。色眼鏡で見ることなく彼の人生を追体験して、そして今という現実に戻ってくるという、この体験をすることはとても重要だと感じます。TENET上映時からノーラン監督の映画とたてはまさんの動画にハマって3年ちょい経ちますが、今回もノーランの新作をたてはまさんの動画と共に観ることができて良かったです。これからも動画楽しみにしています。
爆発のシーンでは爆音を予想してはいたものの、超ビックリしてしまいました
今日見てきたんですけどこのコメントを見て、そのシーンで耳を塞いでいたのですが、あれ?来ないじゃんと手を離した瞬間にドーンと来てめちゃビクッとなりました…
I listened to audio of an atomic bomb exploding. I was surprised that it just sounded like a firecracker, not a giant roar.
最後のセリフも良かったけど直前のアインシュタインのセリフがノーラン映画の中で一番好き
一人称であるが故に、戦争の渦中において何が正しいかの判断なんて到底不可能だと強く感じさせられました。
TENET公開時にたてはまさんの動画にハマって登録させていただいてから早や4年、再び新作ノーランの映画感想が聴けて嬉しい限りです。今後もよろしくお願いします😊
爆発のシーンは核爆発っていうより、規模の大きいガス爆発って感じだったからあそこはcg使って欲しかった
エンドロール後が最大のシーンは本当にそう思いました。映画終了後、現実にもどされて、どうすればいいんだ・・・と絶句しました。
本当にそう思いました。
色んな解説・考察動画を見てやっぱりたてはまさんのものが一番納得できましたダークナイトの船のシーンやTENETのアルゴリズムの存在の話…とても面白かったです核や地球滅亡について様々な表現をしてきたノーランがとうとうその原点を描いた…と言うことでしょうかとにかく終始圧倒されました凄い体験でしたまた見に行きます
感想動画待ってました!!私も冒頭の若きオッペンハイマーが不確かな量子の世界を理解し、最後に笑うカットが一番大好きなシーンです。トリニティ実験の核爆発表現は私もいまいちに感じました。ただこの爆発を見た水爆の父テラーは「なんだ、こんなちっぽけなものか」と言ったそうで、あえて核爆発の表現称賛派(FISSION)と表現否定派(FUSION)になるように表現したのかなと深読みしてます。映画の中で心に残ったセリフがいくつかあります。ラービの「300年の物理学の歴史の集大成が大量破壊兵器なのか」は他の学問含めて科学倫理を考えさせられます。キティの「私たちの未来を犠牲にファシストの銃弾1発を止めた。無意味だ」は広島長崎の原爆投下に投影されました。「Near-Zero(ほぼゼロだ)」は私たち人類が今後滅亡するかどうかの可能性が不確かに、未来が量子化されたように感じます。歴史や登場人物を知れば知るほど理解が深まり考えさせられるとても良い映画でした。原作本を読んでまた観に行きたいです!!ちなみにオッペンハイマーにフックスがスパイだったて知らされるシーンは時系列的にいつなんですかね?
オッペンハイマーがラストシーンで想像する世界は、near zeroの確率で大気が発火した可能性の世界を見ているという説はありますよね。ストローズがオッペンハイマーにフックスのことを伝えるのは、トルーマンが水爆開発を発表するタイミングなので1950年です。
いつもながらたてはまさんのノーラン愛と深すぎる考察に感服いたします。映画を観て何と表現していいかわからない感覚を的確に表現してもらいました。特にオッピーの追体験は出来るけど感情移入は出来ない点は日本人なら尚更かと感じます。またロールエンド後の感想ですよね、正に映画の世界が「終焉の始まり」で、現在はその途上である感覚を受けました。トリニティ実験の爆発の物足りなさ、私も感じましたがたてはまさんの動画を拝見した上で思うのはあの映像もまた使用を躊躇う程の恐怖を感じなかったオッペンハイマーの主観なのかも知れませんね。
たてはまさんほどノーラン監督の作品を深く深く理解出来ている訳では無いのでこういう解説動画に自分の意見をコメントするのは少し勇気が要りますが、私は度々出るアインシュタインのセリフ一つ一つにすごく感心しました。
アインシュタインはブレーキ役でしたね!
トリニティ実験のあの2分間の不気味な緊張感がたまらん
いつも楽しく拝見しています、自分も映画館で観てきたんですが、核爆発のシーンは正直肩透かしを食らった感じがしていたんですが、初めての実験だから当然出力を抑えているのかな?などと自分に言い聞かせていた時に爆発音がきてびっくりしました、、笑あれはノーラン監督の意図にハマった気がして、一本取られました。明らかに衝撃波が来るタイミング遅すぎですから、、自分はノーラン監督は音の魔術師でもあると思っているので、映像と音の表現が今作品では最高にマッチしていて、流石はノーラン監督と思って観た所でした。今後も考察動画等楽しみにしています!
この映画を見て量子力学に興味持って、たてはまさんの動画見まくってるので、そのうえでもう一回見たくなってます
事前の動画視聴で当時のアインシュタインの量子力学に対する立ち位置を知ることができたのもあり、より一層映画を楽しむことができました。「人類の歴史としていずれ誰かは原爆開発を成功させていたはずなので、貴方がそこまで背負わなくても」という神の視点からの感想を持ちました。
このチャンネルのおかげで物理学の用語や板書に注目して鑑賞できました!予習と本編を通じてこれまで原爆を科学から考える経験が圧倒的に不足していた事を痛感するとともに、科学/道徳のどちらかだけで考えられる問題ではないと強く感じました。(政治パートが難しかったです…)
そうなんですよね。この映画にとって広島・長崎は恐ろしい時代の幕開けであって、ゴールでもメインでもない。日本人の感情では「広島長崎の惨状シーンを入れてほしい」というのはありますが、この映画はヒロシマナガサキ映画ではない…トリニティ実験の火柱がちょっとショボいと思ってしまったのも同感です
音響が素晴らしかった、IMAXフィルムの展示も見れてよかった
今 見て来ました。爆発のシーンで劇場の観客の息づかいが聞こえてくるような演出がとても印象的でした。
待ってました!
個人的には聴聞会のシーンが冗長でしたが、あのくだりがないと最後の池のシーンに重みを持たせられないとも感じました
私にとってもそうでした。「アメリカに切り札の武器をもたらした国士にも関わらず国はいかに彼をひどく扱ったか」と言うマッカーシズムの負の面を描く方が重要なのかと感じました。
たった今、鑑賞してきました。もちろん事前の予習動画を拝見させていただき臨んだので、見ておいてよかった、と感じました。たてはまさんのおかげです。いつも素晴らしい動画をありがとうございます。もう一度、鑑賞しに行こうと思ってます。
ありがとうございます!
私が個人的にすごく印象に残ったシーンは3つまずやはりトリニティ作戦の緊張感確かに緊張からの爆発にしては小さく感じましたが、逆にこんなもんか...っていう安堵からの大地を震わす衝撃波の二度にわたる緊張と緩和の連続の演出はうまくできていると思いましたもう一つはフランクリンルーズベルトの、焼かれた日本人が恨むなら、君ではなく私だというシーンそしてその後のあの臆病者を二度と入れるな、と捨て台詞私はあそこで戦争を空から見ているものの傲慢と責務という2重の歪みに心底恐ろしくなってしまいました日本人だから、という視点もあると思ってますが、怒りよりも恐怖の感情が先に来て本当にこんなセリフがあったかどうかはわからないのに、ただただ人間という生き物はここまで怖くなれるのか、と3つめは終盤に原爆投下による終戦に対するスピーチでの観衆の足踏みによる歓迎にすごいめまいをしているオッペンハイマーあのシーンは後悔でもない、ただ喜んでもいない、ただ違和感を感じている、といったオッペンハイマーの感情をうまく表していてあそこで一気にオッペンハイマーに感情に追いつけたように感じました私の最終的な感想は初見時は正直登場人物の多さと、時系列のややこしさでやはり混乱してしまいましたノーラン作品においてはもはやそれは慣れっこではありましたがどうしても脳内で人物と顔を一致させる作業が多く、セリフの一つひとつに集中できなかったのでそこは少しテロップなどがあってもよかったなって気もしなくはないです、もちろんそれはそれで陳腐になってしまうと、解ってはいますが俳優の演技はとにかくすさまじかったですね、特にRDJのあのプライドが高く感情的な表現は素晴らしかったそれとアインシュタイン役のトム・コンティ氏の演技アインシュタインの想像していた姿に一致しすぎて正直一番大好きになった登場人物です本来自分の物理学を否定されて嫌われてもおかしくない関係なのに、それでもオッペンハイマーに世界を変える力について粛々と語るシーンは穏やかなのに凄味がありましたねそれと本編とは少し関係ない話になってしまいますが、ノーランとシンゴジラの山崎監督が対談したときに山崎監督が「これは日本側もアンサーの映画を出さなければいけないと思った」と言ったのに対してノーランが「それはあなたにしか作れない」と言っていました私もこの映画に対して、日本人側からのみ見た原爆というものを描いた映画を見てみたいという気持ちになりましたそういったコンセプトに非常に近い作品として、アニメ映画の「この世界の片隅に」という名作がありますが山崎監督ならあれに近い、当時の日本の雰囲気を忠実に再現した映画を作れるのではないかと期待しています
>もう一つはフランクリンルーズベルトの、焼かれた日本人が恨むなら、君ではなく私だというシーンこれはルーズベルトではなくトルーマンです!
この映画の唯一の癒しがアインシュタインだと思いましたw
個人的に、日本からのこの映画のアンサーは、コジマ監督が出したMGSになるような気がする
もう一回見に行こうかな
いきましょう!
あなたの考察、すごい素晴らしい。40分ずっと頷きまくってました。そう、メタファーじゃなく、この映画では直でした。私は2回鑑賞したけれど、あなたの言う通り、エンドロールの後が1番呆然とした。席を立てなかった。考え込んでしまい、この脆弱な世界の中で何もないように生きている自分が、なんだか虚しくなりました。
核爆発による大気発火説が懸念されていたなんてこの映画を観て初めてしりました。
トリニティ実験の爆発シーンは恐ろしく見せるというよりは美しく見せる意図があったんじゃないかなと思いました。引きで爆発の全体像を映してもよいシーンで、わざわざ火の粉の細部まで見せるというのは迫力より美しさを重視していたんじゃないかなと
炭化した子供の亡き骸を踏み潰すシーンは瞬間でしたが、広島、長崎の被爆地を想起させる恐ろしいワンシーンでした。後半はほとんどが密室の赤狩り審問でしたが、アルベルトとの会話シーンに救われました。
最近オッペンハイマーやテネットを観ていると動画サイトにお勧めがやたらと量子関連が増えて「ちょっとウザいアルゴリズムを感じた」アルゴリズム調整ボリュームボタンがCZcamsに必要では?
最後のセリフが良かった
最後のセリフのために3時間やってるようなものですからね
映画での「我は死なり~」から始まる台詞の使われ方に関しては、個人的に『快楽』の表現なのではないかなと思いました。性交渉の際に一度、実験成功時に一度。マンハッタン計画の結実の瞬間、彼は確かに『恍惚』を感じたはずです。そういう俗物的な表現だったのではと思います。どれほどの天才であろと許されないこと、どれほどの悪人であろうと一考の価値はあること。良くも悪くも、オッペンハイマーという等身大の人間を特別扱いしてはいけないのだと思いました。最後の台詞は、量子力学における多世界解釈にも似ているのかな、と思いました。ミサイルの陰から現れる『もう一つの』ミサイル。大気への引火。可能性はゼロに近いけれどゼロではない。そう、確かに破壊された世界は存在した。色々感じたことはありましたが、最終的にはやっぱりノーラン作品は最高だなという感想に落ち着きました。気が早いですが、すでに次回作と噂されているものが楽しみです。また、それに関してきっとたてはまさんが解説して下さるだろう(と勝手に期待している)ことも楽しみです。
オッペンハイマーを特別扱いしていないのは私もそう思います!次回作はまた3年後ですかね・・・
トリニティ実験の爆破シーンが実際の原子爆弾と大きく異なるように見えたのは、一説では日本で上映する可能性を考えて被曝者の方々へ配慮したという考えもあるみたいですね…個人的には伝記映画として、CGでも何でも使って本物のようにしても良かったんじゃないかと思ってしまった。
爆発シーンめちゃくちゃドキドキしながら待ってたら、あれって感じでした
それが狙いなんじゃないですかね。
映画を観てすぐ来ました!実験のシーンは衝撃波で威力は感じましたが爆発の見た目が普通過ぎて核分裂による炎の広がりには見えず見慣れた爆破シーンでしかなかったです…普通の映画館の座席が揺れるくらいに音響がすごかったのは良かったですが
史実をここまでうまく劇化されると他の映画が霞んで見えてしまう、、それくらいすごい映像表現だったフィクションの「人類滅亡の危機」より実際の「人類滅亡の危機」のほうが迫力がやっぱり違う
待ってましたああああ
トリニティ実験のシーンはカウントダウンに合わせてBGMとかカット割りの速さで煽られて、この後すごい爆音がくるんだろうなと思ったところで急に無音になってピカッと光って、という演出で、迫力は無いものの原爆の恐怖は十分伝わったかなと思いました
素晴らしい解説ですね。クリストファーノーランファンとして、必ず観ます。オッペンハイマーが後年後悔しているのはNHKドキュメンタリーで以前知ってました。映画のラスト、アインシュタインとの会話。宮﨑駿監督の、君たちはどう生きるか、にも繋がるストーリーだと思いました。
今日映画館で観てきました。映画の本筋とは関係ないのですが、インセプション、インターステラー、TENETそれぞれのエッセンスみたいなものがオッペンハイマーでは感じる気がして、ノーラン監督がこの映画を作ったのがスッと納得できた気がしました。登場人物も多いし構成も複雑だからもう一回観に行きたいです😂
原爆を経験して今も生存している高齢の方の話を新聞で見てから、夏が来るといつも頭をよぎります。夏の花火の音と光が原爆を思い出してとても辛いという記事でした。原爆を落とした側の背景をずっと知りたかったので、オッペンハイマーの映画を通して知ることができました。映画の中の原爆を落とす場所の候補を話しているシーンが印象に残っています。
ダンケルクもそうでしたが開戦当初のナチスの脅威、恐怖を描くのが上手いですね。オッペンハイマーが陥るジレンマと困惑を織り交ぜたキリアンマーフィーの演技、旋律ではないが切ない音楽で最後まで胸が締め付けられました。アインシュタインの登場するシーンはこの映画のキモだなと思いました。
冒頭で本来、トリニティのシーンで流すべき核爆発直後の火球のシーンを持ってきている。明らかに意図的だ。これは核爆発そのものを映像美として見せたくないというノーラン監督の確固たる意思だと思う。トリニティのシーンをしょぼいと思った人は多い筈。正直に言えば実際の映像もそれほどだが、そもそも核爆発をそのような目で見てる時点で私達は核を舐めており、そんな自分達の内面を今一度自覚し、向き合うべきなんだ。この作品は核の恐ろしさも、核がもたらす悲惨さも、生み出した人への感傷も描いてはいない。核を巡る、現代に続く人間の在り方を描いている。この映画を見て何を感じても良い。ただ、この映画をきっかけにして核について考えて欲しいということなんだろう。
最初は教科書に出てくる物理学者がずらっと、みんな大好きファインマン先生も出てきて、めちゃくちゃ興奮したんですが実験シーンからの心の痛さと言ったらきっとノーラン監督は、オッペンハイマー本人の痛みとして感じて欲しかったのかな、と
待ってた
今作のBGMは重低音を基調としているBGMが多いと感じました。TENETの様だな〜って感じましたね😊
いつもありがとうございます。!❤
日本版のポスターが秀悦だったと思います。オッペンハイマーの背後には鉄塔があり、よく見るとオッペンハイマーの背中から蜘蛛の巣のように線が伸びていて闇が広がっているようにも見えるし、檻の中に閉じ込められているかのようにも見える。ゼウスがプロメテウスに罰を与えたように、オッペンハイマーは時空の檻に閉じ込められて出られないようなデザインになっている。ブラックホールの仮説をたてたオッペンハイマーをノーランはブラックホールに閉じ込めることを着想として映画のストーリーラインを決めていったのかなと想像したし、時系列をバラバラにした事でオッペンハイマーを出られないようにもしたような感じにしたかったのかなと思いました。同時にオッペンハイマーの目は私達に問いかけているかのように見える。そして後ろにはハシゴがかけられていてその檻の中から出られるようなデザインになっているところが素晴らしく、映画の内容を表しているような気がしました。いつも楽しく拝見させてもらってますが、三体という小説、Netflixのドラマをご存知でしょうか?原作小説は映画コンタクトに触発されていて、父と娘の話でもあり、宇宙生命体とのコンタクトを取る話でもあり、ヴェガの生命体が実は導かれてきて、、、というコンタクトのストーリーラインに大いに影響を受けて作られた作品でもあります。SFとしても量子力学はもちろんの事、量子もつれ、ヒモ理論およびM理論、さらに次元の話など実に物理にも富んでいて、かつこの宇宙全体に生命体がいても不思議はないのにどうして出会う事はないのか、コンタクトを仮にとった場合にどんな事が起こりうるのか?という事が具体的に書かれていて、非常に面白い内容になっているし、ヒューマンドラマとしても素晴らしく読み応えがある作品です。古典SFのデューンが映像化されてファンデーションもまたApple TVプラスで配信されてますが、この三体は映画と小説のコンタクトに影響受けつつ、新たなSF世界を作ろうとした非常に野心的な作品でもあります。ぜひレビューしていただければな、と思います。
三体は、見ないとなとおもいながら後回しになっております・・・!
構成と、時系列の切り貼りのセンスが洗練されていて素晴らしかったです。史実(他人の人生)をなぞっていくだけなのに、ドラマティックでカタルシスのあるものになっていて見事でした。私は、「原爆開発について後悔はしていないが、悪いと思ってないわけではない」という部分について、最も共感しました。人生は誰のものでも禍福は糾える縄の如し、人間万事塞翁が馬ですが、ひとりひとり自分の今しか生きられません。それをノーラン監督は映画体験という形でエンタメに仕上げていて、いよいよ神がかってきたなと思います。
1番の濡れ場はオッパイハイマーの騎乗位攻撃に耐えて「オッピー、オッピー、オッピー」って足を踏み鳴らすとこかな
この人の解説動画が1番しっくりきた見せかけの知識じゃない本物のやつ
映像作品として見事な出来ではありましたが、ノーラン監督にはSF映画を撮ってもらいたいですね・・・
次作はSFらしいですね
技術者として淡々と仕事してるところが、ジブリの「風立ちぬ」を思い出させたわ
濃厚な解説 ありがとうございました
観てきました。彼の中の個人の止められない思いと、国への郷愁、国や仲間から乗せられる重荷、原爆を止めたい後悔や罪悪感、妻との信頼の交換、感情のジェットコースターのようでした。登場人物がかなり多いので、それを途中で忘れてしまったりで大変でしたが、総合的にまたいつか観た方が良い芸術品である事は感じました。
トリニティ実験の核爆発はしょぼかったですね。ただノーラン自体が「映画史初の実写による核表現」みたいに言ってたり、冒頭や予告編でちょろっと出た地面を押し潰す火球の続きみたいな実写素材の組み合わせで、ものすごいシーケンスを本当は作ってあったんじゃないかと予想してます。何かの都合で予告編と同じ長さしか使わなかったですかね。確かにガッツリ核爆発のシーンをあそこで挟んだらオッピー目線が途切れてはしまうし、観察できるところから見た分にはあの程度だろうなとはなるのですが、めっちゃ楽しみにしてた部分だったので残念です…
予習でダークナイト含むバットマン トリロジーなどを見ていたので、二隻の船の起爆スイッチの緊迫のシーンは、確かに現代も続く核の脆弱なバランスのシンプルにした例えなんだなーと納得。映画内でチェーン・リアクションという言葉が頻出していた理由も明確になりました!素晴らしい考察ありがとうございます。
アイソトープの輸出に反対するストローズをオッペンハイマーが小馬鹿にするシーンですが、ストローズが危惧するように原爆に転用される危険性はあったのでしょうか?科学的な知識が全く無いので、たてはまさんの解説が聞きたいです
ストローズやテラーの関係者はどのようにこの映画を見るのかが気になりました
ノーラン監督はやはりすごい、と思ってみました。ただ、一日本人としては、心穏やかには見れない映画でした。特に、原爆投下後の米人たちの熱狂シーンは、人間の怖さを感じてしまうとともに、こういう反応だったんだろうな、とも思えました。あと、最初にどんな威力になるか計算でしかわからずに原爆を作ってしまった人々の考えは、納得できるというか、複雑な感情ながらも理解できるのですが、あの威力を見た上で、"水爆を作ろう!"と考えてしまうテラー氏と周りの人々には、頭おかしい、としか思えませんでした。原爆のシーンのエフェクトは、私ももうすこしCGを使った方が恐怖感が増したのではないかと思います。
核爆発のシーンは本物だけあって炎や火花がきめ細やかで美しいのですが、迫力に関しては少し足らなかったですね。
テラーが失笑したことへの説得力としては良かったね😅
>核爆発の爆風を受けても平気だったのがよくわかりませんでした当然、爆発の威力は計算済みなので、十分に安全な場所まで離れていたからですよ。最低でも10kmは離れているので、爆風の被害は問題ありません。下記の図を見比べればわかると思います。トリニティ実験のシェルターの位置upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/48/Trinity_Test_Site.jpg広島爆心地の被害状況www.asahi.com/hibakusha/images/h-map.jpg
寧ろリアリティあって自分は好きだったな
確かに日本で爆破すれば完璧だ
俺は好きだわ
結構、ストーリー展開の速さとセリフ多さで追うのに大変でした。有名な役者が真剣さ少し怖かったですね。
1回目は時系列がぐちゃぐちゃ過ぎて脳が追いつかん
動画に直接的な関係のない質問なのですが…公開日翌日に最寄りのIMAXで鑑賞し、今週末に池袋のIMAXGTで再度鑑賞します。1.43:1のフル画郭シーンがトリニティ実験シーンのみという書き込みを見たのですが本当ですか?
ほかにもフルシーンはありますよ。ただ、そんなにたくさんはないかもしれないですね。IMAXカメラの技術的制約で、会話シーンで使えないため、逆に言うと会話シーン以外はフルサイズです。
@@CGBeginner 早速の返信ありがとうございます書き込みを見たとき少しがっかりしてたのですが、おかげで楽しみになりました
我々結構やばい世界の中で暮らしてるよね。いつどこから核ミサイルが飛んできてもおかしくない。
ノーラン監督は、主観的かもしれないけど自分の考えとか思想は入れなかったから、主観+客観的な…そこが確立しるために評価が難しいと思った
解説とても助かりました。終盤のフェルミ賞授賞式のシーンで気になるところがあります。授賞式は1963年。参加したアーネスト・ローレンス(ジョシュ・ハートネット)は1958年に亡くなっております。無論ノーラン監督のミスとは思えないので、わざと登場させたと思います。あのシーンについて、私は事実とオッペンハイマーの妄想が混在していると解釈しました。
カラーパートはオッペンハイマーの主観で、あくまで未来の回想シーンとして描いているので、そのような矛盾もあるのかもしれないですね!
アインシュタインが、核兵器の危うさをナチスと共有すべきかもしれないとアドバイスされていましたが、核時代に人類がなすべきことであるという監督のメッセージが感じられました。どんなに敵国であると考えていてもお互いの対話でしか乗り越えられないと。
核爆発の演出は原爆としては演出過小かなと思いました。ただたった一つの爆発による連鎖が世界中に広がったと考えると恐ろしいのでそれはそれで構わないのかなと個人的には思いました。ノーラン監督は鑑賞者に対して映画体験だけで終わって欲しくないのかなと思うときは確かにありますね。
池袋グランドシネマサンシャインのiMAXで観てきたのですが、知的でありかつとてもエモーショナルな映画にエンドロールで涙が流れました。個人的には妻であるキティとの複雑な夫婦関係の描写が良かったです。色々あった夫婦が最後手を繋いで家に帰るシーンは胸打たれました
これまで多くの場で広島と長崎の惨状が描かれていないことが議論されていましたが、動画で言及されてたように主人公の追体験の追求、むしろ広島長崎の惨状は3時間かけても描き足りない、最も重要なシーンはエンドロール後の今の核の脅威にある世界など、他とは違う視点でハッとさせられました。冷静で確かな考察をありがとうございました。
人を殺す兵器を作る技術者(科学者)からの思いと視点ただ作りたかった何か私は宮崎駿監督の「風立ちぬ」と同じテーマをその中に感じ思いながら見てしまいましたこの一見全く別の感性を持ち合わせている様にも感じる二人の映像世界の巨匠二人に何か共通点を見出してみたい気持ちになりました
内容まったく関係ないけどパンフレットかっこいいですよね〜
かっこいいですね確かに
お見事としか言いようのない出来の映画でしたが、「名作」と言っていいのか分かりません。それほど空恐ろしい作品でした。「恐作」?形容できない…
オッペンハイマー観ました。学生時代は仮説を立てて実証実験に取り組んでいました。トリニティ実験の直前、核分裂の連鎖反応で大気の燃焼で世界が破滅する可能性がゼロじゃないことを知りつつ実験を決行したところが怖かったです。世界が破滅する可能性がある実験なんて普通経験しませんが、あのシーンはまるで当事者で立ち会っているかのような体験をしました。可能性がゼロじゃないのによくやったなと・・・私なら絶対ボタンを押さなかったでしょう。また、ファットマンとリトルボーイが送り出されて広島でリトルボーイが使われ多数の死者を出したと知った後、祝賀会場にオッペンハイマーが登壇するシーンでの会場の足踏みの音に気分が悪くなりました。この足踏み音があちこちに使われているのが印象的でした。
この映画は日本人と他の国の人とは感じ方が全然違うだろうなぁ
秒読みカウントダウンでハラハラはしたものの爆発描写はちょっと物足りなかったですね…
オッペンハイマー自身に感情移入しづらく作成されているのは観ていて感じましたし、中立的な立場で彼の人生を追体験できましたが、彼の周りの人物の発言や反応、核爆弾が広島・長崎に命中した際に体育館?みたいな場所で拍手喝采で受け入れられるシーンでの灰となった死体(おそらく日本人)を描いたりもしてるので、反省はある程度伺えるのかなとも思いました。この動画で新たな気付きもあったのでもう一度映画館行きます!!
主人公であるオッペンハイマーの原爆開発にかける思い、実際に兵器として使われたことによる悲しみ、そして敵国との繋がりを疑われるほどまでに生涯をかけて水爆開発に反対したその動機、そのあたりがうまく読み取れずモヤモヤしていましたが、たてはまさんの考察を見て納得できました。「追体験はさせるが感情移入はさせない」という意図そのものズバリだったわけですね。以下、感想を延べさせていただきます。・トリニティ実験のシーンは皆さんおっしゃる通りで迫力がないし(音は大迫力でしたが)、ガソリンなどの燃料による火炎にしか見えませんでした。衝撃波もそこまで強く描かれておらず、「少し大きい爆弾」くらいの描かれ方で少し残念に感じてしまいました。直接的にキノコ雲を描くのは確かに手法としては陳腐なので、例えば中性子がウランの核分裂を引き起こして、連鎖反応が進む原子レベルのスケールの動きを超新星爆発のような映像で表現してみせるなど、ノーラン監督作品にありそうな攻めた表現が鳴りを潜めていた印象です。・主観で描くにしても登場人物と台詞が多すぎて分かりづらく感じました。内通、裏切り、予想外の動きといったサスペンス的なギミックが山ほどあるのに、それらに関する演出が弱く、これはさすがに多くの要素を3時間に詰め込みすぎたためと思います。
量子力学をかじったぐらいの素人ですが、存在確率を表現するイメージはIMAXの緻密さも相まって鳥肌でした。ただ、確かに実写にこだわるなら、実際の原爆のフィルムをリマスタリングすればよかったんでは?と思ってしまいましたね。眩しさや衝撃波の描写以外はでかいダイナマイトでしかなく、原爆特有の「禍々しさ」を感じられませんでした。
爆発の時は来るぞーって緊迫感すごくて。実際爆発したら、この感じなんだなと思ったw
日本人だからこそなお思ってしまうのかもしれませんが、核爆発のシーンはCGを使って欲しかったですね。でっかい爆弾。あの絵からは、そんなと印象でした。ただ、作品としては面白かったですねー
失礼します。ロスアラモス研究所で皆が首からかけていた金色のカードはなんでしょうか。よろしくお願い致します。
爆発シーンの迫力足りないのは完全同意です😂
ちょっと、足りないですね…
今後も人に対して3つ目、水爆なら1つ目が起こらないことを願う。
時系列が行ったり来たりや難しい話があるので映画館じゃなくて巻き戻しができる家で見たほうがいいかも、、と正直思いました。
実験の直前で爆縮は確認できなかったと報告があります。爆縮の実験とは何をしたのでしょうか?
「ものすごい爆発だったそうだ。1.6キロ四方にいた人間は重度の火傷を負って、助かったと生き残った人は数日か数週間後に亡くなった」ってセリフでめちゃくちゃ心が締め付けられた。「被曝」ってセリフが出てこなかったのがノーラン監督の日本へ対する気遣いなのか…
本人意図せずとは言えど他人への失礼な態度の場面がしれっと多くあって、自分は靴売り出身のストーロズに感情移入してしまった
ストローズが恨むのもまあわかるかもしれないですね。
目が開いて映画が始まり、目を閉じて終わるのが煉獄を表しているってコメントで震えました。
テネット解説からたてはまさんの動画は大好きです。先ほどようやく今作を鑑賞してきましたが、3点だけ感想を…①爆発シーンが思ったよりあっさり、というのは同意です。一方、日本降伏後の会場での足踏みや検事からの追及シーンの方が怖く感じました。オッペンハイマー自身としては、爆発の威力そのものよりその後の影響の方が精神的ダメージが大きかった、ということを現しているのかなぁと感じました。②ヒル博士が「事実」を語ったシーンが一番グッと来ました。それまでオッピーからヒルへの態度は最悪だったと思いますが、やはり科学者として事実を重んじたのだと感動しました。③放射線研で「全員出ていけ」と怒鳴られるシーン、オッピーも出ていこうとするところで笑ってしまいました。私の祖父は被爆者でした。今回の映画の重要なシーンは今、という解説は本当にその通りだと思います。駄文失礼いたしました。
物理学予習動画 czcams.com/video/2LBAZNG4KaU/video.html
量子力学解説動画 czcams.com/video/COHahFyMyzc/video.html
ネタバレあり感想 czcams.com/video/1ZlR1yLGjJE/video.html
ネタバレなし感想 czcams.com/video/Y2Fckj3R8gI/video.html
全シーン解説動画 czcams.com/video/uEOSPs544Fw/video.html
IMAX解説動画 czcams.com/video/ODBqSZWXttE/video.html
■オッペンハイマー原作本
カイ・バード (著), マーティン・J・シャーウィン (著), 河邉 俊彦 (翻訳), 山崎 詩郎 (監修)
上「異才」 amzn.to/3RCEYr8
中「原爆」amzn.to/3RHadBg
下「贖罪」amzn.to/3RC6NzH
■オッペンハイマー 脚本
s3.documentcloud.org/documents/24231468/oppenheimer-read-the-screenplay.pdf
deadline.com/2023/12/oppenheimer-screenplay-christopher-nolan-script-1235671868/
◆TENET/テネット 解説・考察
czcams.com/play/PLskKW-uhVDXDKdJ-goPMlpMiIeWSVVzy3.html
◆インターステラー/Interstellar 解説・考察
czcams.com/play/PLskKW-uhVDXCPticJg18etSw4OGdyPzZy.html
オッペンハイマーが黒い服着ながら「japan」って言った時、急に当事者へ引き込まれて鳥肌止まらなくなった。
同感です。そこからしばらく涙が止まらなくなりました😢
japaneseって言ってなかったっけ?
今日IMAXGTで観てきました。血の流れるシーンを描かずして原爆の怖さをここまで表現し切るノーラン監督の手腕に感服しました。性的描写を除けば誰でも見ることができる作品にしたことはとても意味のあることのように思います。トリニティ実験のシーンでは美しさと恐ろしさは表裏一体であるとジリジリと感じさせられて鳥肌が止まらなかったです。
はだしのゲン読むと、当時のアメリカ側はどんなんだったんだろといつも思ってたので、それが観れたのがすごい良かった
TENET(2020)←もう4年前なのが信じられない
巡行のスピードがおかしい
ノーラン監督、2年スパンでエグイクオリティの映画バンバン出してくるのやっぱヤバいわ、ナイトの称号授与されたのも納得(奥さんもデイムの称号を授与されてる)
すでに色々な方が考察されましたが、相変わらず随一のクオリティ、、、感謝です。
今日観てきました。
淡々と事実が積み上げられて行くだけなのに、観終わってからも心が揺さぶられています。ずっと公開を待ち望んでいたので、観ることが出来て良かったです。
予習、量子力学の5つの動画のおかげて楽しめました大感謝です!
ほんと予習して良かったと思った!
物理学も、ノーランについても、オッペンハイマーについても何も知らずに観たけど、核爆発シーンには「あれ?キノコ雲は?核爆弾っぽく無い」という違和感を覚えました。
解説みてなるほどと思いました。
この動画シリーズのお陰で、無知な中でも映画を大変味わえました。ありがとうございます!
“オッペンハイマー”のラストは“TENET”のラストと対になっていると観た時感じましたが、「既に爆弾が起動した世界」が現実に近いこの映画の方というのが皮肉ですね。
昨日、2回目を見てきました。1回目に比べて遥かに映画の構造をちゃんと理解できたと思います。
意外と語られてないようですが、何度か出てくるオッペンハイマーの子供はいつも激しく泣きじゃくっていて、私はこれはこれからオッペンハイマーと私たちが向き合うことになる新しい世界の暗喩なんでは…と思って見てました。
今日見てきました。時系列を混ぜた巧みな編集、心を抉るゴランソンさんの音楽と演出、まさにノーランの映画という感じで最高でした。
客観描写が徹底的に排除されているというのにハッとしましたし、その演出意図にも納得しました。
また、「重要なシーンはエンドロールの後である」という考察というか、ある種「事実」については、今この動画を見てしみじみと実感し始めました。明らかに我々の感覚は麻痺していますが、今の世界はかなりギリギリのバランスで成り立っていますものね。そればかり考えて暮らすにも気が狂ってしまいますが、目を逸らしてはいけないことですね。
そういった意味でも、この映画の日本での上映が実現したことには大きな意味があると思いますし、たくさんの人に見てほしいですね。色眼鏡で見ることなく彼の人生を追体験して、そして今という現実に戻ってくるという、この体験をすることはとても重要だと感じます。
TENET上映時からノーラン監督の映画とたてはまさんの動画にハマって3年ちょい経ちますが、今回もノーランの新作をたてはまさんの動画と共に観ることができて良かったです。これからも動画楽しみにしています。
爆発のシーンでは爆音を予想してはいたものの、超ビックリしてしまいました
今日見てきたんですけど
このコメントを見て、
そのシーンで耳を塞いでいたのですが、あれ?来ないじゃんと手を離した瞬間にドーンと来てめちゃビクッとなりました…
I listened to audio of an atomic bomb exploding. I was surprised that it just sounded like a firecracker, not a giant roar.
最後のセリフも良かったけど直前のアインシュタインのセリフがノーラン映画の中で一番好き
一人称であるが故に、戦争の渦中において何が正しいかの判断なんて到底不可能だと強く感じさせられました。
TENET公開時にたてはまさんの動画にハマって登録させていただいてから早や4年、再び新作ノーランの映画感想が聴けて嬉しい限りです。
今後もよろしくお願いします😊
爆発のシーンは核爆発っていうより、規模の大きいガス爆発って感じだったからあそこはcg使って欲しかった
エンドロール後が最大のシーンは本当にそう思いました。映画終了後、現実にもどされて、どうすればいいんだ・・・と絶句しました。
本当にそう思いました。
色んな解説・考察動画を見てやっぱりたてはまさんのものが一番納得できました
ダークナイトの船のシーンやTENETのアルゴリズムの存在の話…とても面白かったです
核や地球滅亡について様々な表現をしてきたノーランがとうとうその原点を描いた…と言うことでしょうか
とにかく終始圧倒されました
凄い体験でした
また見に行きます
感想動画待ってました!!
私も冒頭の若きオッペンハイマーが不確かな量子の世界を理解し、最後に笑うカットが一番大好きなシーンです。
トリニティ実験の核爆発表現は私もいまいちに感じました。
ただこの爆発を見た水爆の父テラーは「なんだ、こんなちっぽけなものか」と言ったそうで、あえて核爆発の表現称賛派(FISSION)と表現否定派(FUSION)になるように表現したのかなと深読みしてます。
映画の中で心に残ったセリフがいくつかあります。
ラービの「300年の物理学の歴史の集大成が大量破壊兵器なのか」は他の学問含めて科学倫理を考えさせられます。
キティの「私たちの未来を犠牲にファシストの銃弾1発を止めた。無意味だ」は広島長崎の原爆投下に投影されました。
「Near-Zero(ほぼゼロだ)」は私たち人類が今後滅亡するかどうかの可能性が不確かに、未来が量子化されたように感じます。
歴史や登場人物を知れば知るほど理解が深まり考えさせられるとても良い映画でした。
原作本を読んでまた観に行きたいです!!
ちなみにオッペンハイマーにフックスがスパイだったて知らされるシーンは時系列的にいつなんですかね?
オッペンハイマーがラストシーンで想像する世界は、near zeroの確率で大気が発火した可能性の世界を見ているという説はありますよね。
ストローズがオッペンハイマーにフックスのことを伝えるのは、トルーマンが水爆開発を発表するタイミングなので1950年です。
いつもながらたてはまさんのノーラン愛と深すぎる考察に感服いたします。映画を観て何と表現していいかわからない感覚を的確に表現してもらいました。特にオッピーの追体験は出来るけど感情移入は出来ない点は日本人なら尚更かと感じます。またロールエンド後の感想ですよね、正に映画の世界が「終焉の始まり」で、現在はその途上である感覚を受けました。トリニティ実験の爆発の物足りなさ、私も感じましたがたてはまさんの動画を拝見した上で思うのはあの映像もまた使用を躊躇う程の恐怖を感じなかったオッペンハイマーの主観なのかも知れませんね。
たてはまさんほどノーラン監督の作品を深く深く理解出来ている訳では無いのでこういう解説動画に自分の意見をコメントするのは少し勇気が要りますが、私は度々出るアインシュタインのセリフ一つ一つにすごく感心しました。
アインシュタインはブレーキ役でしたね!
トリニティ実験のあの2分間の不気味な緊張感がたまらん
いつも楽しく拝見しています、自分も映画館で観てきたんですが、核爆発のシーンは正直肩透かしを食らった感じがしていたんですが、初めての実験だから当然出力を抑えているのかな?などと自分に言い聞かせていた時に爆発音がきてびっくりしました、、笑
あれはノーラン監督の意図にハマった気がして、一本取られました。
明らかに衝撃波が来るタイミング遅すぎですから、、
自分はノーラン監督は音の魔術師でもあると思っているので、映像と音の表現が今作品では最高にマッチしていて、流石はノーラン監督と思って観た所でした。
今後も考察動画等楽しみにしています!
この映画を見て量子力学に興味持って、たてはまさんの動画見まくってるので、そのうえでもう一回見たくなってます
事前の動画視聴で当時のアインシュタインの量子力学に対する立ち位置を知ることができたのもあり、より一層映画を楽しむことができました。
「人類の歴史としていずれ誰かは原爆開発を成功させていたはずなので、貴方がそこまで背負わなくても」という神の視点からの感想を持ちました。
このチャンネルのおかげで物理学の用語や板書に注目して鑑賞できました!予習と本編を通じてこれまで原爆を科学から考える経験が圧倒的に不足していた事を痛感するとともに、科学/道徳のどちらかだけで考えられる問題ではないと強く感じました。(政治パートが難しかったです…)
そうなんですよね。この映画にとって広島・長崎は恐ろしい時代の幕開けであって、ゴールでもメインでもない。
日本人の感情では「広島長崎の惨状シーンを入れてほしい」というのはありますが、この映画はヒロシマナガサキ映画ではない…
トリニティ実験の火柱がちょっとショボいと思ってしまったのも同感です
音響が素晴らしかった、IMAXフィルムの展示も見れてよかった
今 見て来ました。
爆発のシーンで劇場の観客の息づかいが聞こえてくるような演出がとても印象的でした。
待ってました!
個人的には聴聞会のシーンが冗長でしたが、あのくだりがないと最後の池のシーンに重みを持たせられないとも感じました
私にとってもそうでした。「アメリカに切り札の武器をもたらした国士にも関わらず国はいかに彼をひどく扱ったか」と言うマッカーシズムの負の面を描く方が重要なのかと感じました。
たった今、鑑賞してきました。もちろん事前の予習動画を拝見させていただき臨んだので、見ておいてよかった、と感じました。たてはまさんのおかげです。いつも素晴らしい動画をありがとうございます。もう一度、鑑賞しに行こうと思ってます。
ありがとうございます!
私が個人的にすごく印象に残ったシーンは3つ
まずやはりトリニティ作戦の緊張感
確かに緊張からの爆発にしては小さく感じましたが、逆にこんなもんか...っていう安堵からの
大地を震わす衝撃波の二度にわたる緊張と緩和の連続の演出はうまくできていると思いました
もう一つはフランクリンルーズベルトの、焼かれた日本人が恨むなら、君ではなく私だというシーン
そしてその後のあの臆病者を二度と入れるな、と捨て台詞
私はあそこで戦争を空から見ているものの傲慢と責務という2重の歪みに心底恐ろしくなってしまいました
日本人だから、という視点もあると思ってますが、怒りよりも恐怖の感情が先に来て
本当にこんなセリフがあったかどうかはわからないのに、ただただ人間という生き物はここまで怖くなれるのか、と
3つめは終盤に原爆投下による終戦に対するスピーチでの観衆の足踏みによる歓迎にすごいめまいをしているオッペンハイマー
あのシーンは後悔でもない、ただ喜んでもいない、ただ違和感を感じている、といったオッペンハイマーの感情をうまく表していて
あそこで一気にオッペンハイマーに感情に追いつけたように感じました
私の最終的な感想は初見時は正直登場人物の多さと、時系列のややこしさでやはり混乱してしまいました
ノーラン作品においてはもはやそれは慣れっこではありましたが
どうしても脳内で人物と顔を一致させる作業が多く、セリフの一つひとつに集中できなかったのでそこは少しテロップなどが
あってもよかったなって気もしなくはないです、もちろんそれはそれで陳腐になってしまうと、解ってはいますが
俳優の演技はとにかくすさまじかったですね、特にRDJのあのプライドが高く感情的な表現は素晴らしかった
それとアインシュタイン役のトム・コンティ氏の演技
アインシュタインの想像していた姿に一致しすぎて正直一番大好きになった登場人物です
本来自分の物理学を否定されて嫌われてもおかしくない関係なのに、それでもオッペンハイマーに世界を変える力について
粛々と語るシーンは穏やかなのに凄味がありましたね
それと本編とは少し関係ない話になってしまいますが、ノーランとシンゴジラの山崎監督が対談したときに
山崎監督が「これは日本側もアンサーの映画を出さなければいけないと思った」と言ったのに対してノーランが
「それはあなたにしか作れない」と言っていました
私もこの映画に対して、日本人側からのみ見た原爆というものを描いた映画を見てみたいという気持ちになりました
そういったコンセプトに非常に近い作品として、アニメ映画の「この世界の片隅に」という名作がありますが
山崎監督ならあれに近い、当時の日本の雰囲気を忠実に再現した映画を作れるのではないかと期待しています
>もう一つはフランクリンルーズベルトの、焼かれた日本人が恨むなら、君ではなく私だというシーン
これはルーズベルトではなくトルーマンです!
この映画の唯一の癒しがアインシュタインだと思いましたw
個人的に、日本からのこの映画のアンサーは、コジマ監督が出したMGSになるような気がする
もう一回見に行こうかな
いきましょう!
あなたの考察、すごい素晴らしい。40分ずっと頷きまくってました。そう、メタファーじゃなく、この映画では直でした。私は2回鑑賞したけれど、あなたの言う通り、エンドロールの後が1番呆然とした。席を立てなかった。考え込んでしまい、この脆弱な世界の中で何もないように生きている自分が、なんだか虚しくなりました。
核爆発による大気発火説が懸念されていたなんてこの映画を観て初めてしりました。
トリニティ実験の爆発シーンは恐ろしく見せるというよりは美しく見せる意図があったんじゃないかなと思いました。
引きで爆発の全体像を映してもよいシーンで、わざわざ火の粉の細部まで見せるというのは迫力より美しさを重視していたんじゃないかなと
炭化した子供の亡き骸を踏み潰すシーンは瞬間でしたが、広島、長崎の被爆地を想起させる恐ろしいワンシーンでした。後半はほとんどが密室の赤狩り審問でしたが、アルベルトとの会話シーンに救われました。
最近オッペンハイマーやテネットを観ていると動画サイトにお勧めがやたらと量子関連が増えて「ちょっとウザいアルゴリズムを感じた」アルゴリズム調整ボリュームボタンがCZcamsに必要では?
最後のセリフが良かった
最後のセリフのために3時間やってるようなものですからね
映画での「我は死なり~」から始まる台詞の使われ方に関しては、個人的に『快楽』の表現なのではないかなと思いました。性交渉の際に一度、実験成功時に一度。マンハッタン計画の結実の瞬間、彼は確かに『恍惚』を感じたはずです。そういう俗物的な表現だったのではと思います。どれほどの天才であろと許されないこと、どれほどの悪人であろうと一考の価値はあること。良くも悪くも、オッペンハイマーという等身大の人間を特別扱いしてはいけないのだと思いました。
最後の台詞は、量子力学における多世界解釈にも似ているのかな、と思いました。ミサイルの陰から現れる『もう一つの』ミサイル。大気への引火。可能性はゼロに近いけれどゼロではない。そう、確かに破壊された世界は存在した。
色々感じたことはありましたが、最終的にはやっぱりノーラン作品は最高だなという感想に落ち着きました。気が早いですが、すでに次回作と噂されているものが楽しみです。また、それに関してきっとたてはまさんが解説して下さるだろう(と勝手に期待している)ことも楽しみです。
オッペンハイマーを特別扱いしていないのは私もそう思います!次回作はまた3年後ですかね・・・
トリニティ実験の爆破シーンが実際の原子爆弾と大きく異なるように見えたのは、一説では日本で上映する可能性を考えて被曝者の方々へ配慮したという考えもあるみたいですね…
個人的には伝記映画として、CGでも何でも使って本物のようにしても良かったんじゃないかと思ってしまった。
爆発シーンめちゃくちゃドキドキしながら待ってたら、あれって感じでした
それが狙いなんじゃないですかね。
映画を観てすぐ来ました!実験のシーンは衝撃波で威力は感じましたが爆発の見た目が普通過ぎて核分裂による炎の広がりには見えず見慣れた爆破シーンでしかなかったです…普通の映画館の座席が揺れるくらいに音響がすごかったのは良かったですが
史実をここまでうまく劇化されると
他の映画が霞んで見えてしまう、、
それくらいすごい映像表現だった
フィクションの「人類滅亡の危機」より
実際の「人類滅亡の危機」のほうが迫力がやっぱり違う
待ってましたああああ
トリニティ実験のシーンはカウントダウンに合わせてBGMとかカット割りの速さで煽られて、この後すごい爆音がくるんだろうなと思ったところで急に無音になってピカッと光って、という演出で、迫力は無いものの原爆の恐怖は十分伝わったかなと思いました
素晴らしい解説ですね。クリストファーノーランファンとして、必ず観ます。オッペンハイマーが後年後悔しているのはNHKドキュメンタリーで以前知ってました。
映画のラスト、アインシュタインとの会話。
宮﨑駿監督の、君たちはどう生きるか、にも繋がるストーリーだと思いました。
今日映画館で観てきました。
映画の本筋とは関係ないのですが、インセプション、インターステラー、TENETそれぞれのエッセンスみたいなものがオッペンハイマーでは感じる気がして、ノーラン監督がこの映画を作ったのがスッと納得できた気がしました。
登場人物も多いし構成も複雑だからもう一回観に行きたいです😂
原爆を経験して今も生存している高齢の方の話を新聞で見てから、夏が来るといつも頭をよぎります。夏の花火の音と光が原爆を思い出してとても辛いという記事でした。
原爆を落とした側の背景をずっと知りたかったので、オッペンハイマーの映画を通して知ることができました。
映画の中の原爆を落とす場所の候補を話しているシーンが印象に残っています。
ダンケルクもそうでしたが開戦当初のナチスの脅威、恐怖を描くのが上手いですね。
オッペンハイマーが陥るジレンマと困惑を織り交ぜたキリアンマーフィーの演技、旋律ではないが切ない音楽で最後まで胸が締め付けられました。
アインシュタインの登場するシーンはこの映画のキモだなと思いました。
冒頭で本来、トリニティのシーンで流すべき核爆発直後の火球のシーンを持ってきている。明らかに意図的だ。これは核爆発そのものを映像美として見せたくないというノーラン監督の確固たる意思だと思う。トリニティのシーンをしょぼいと思った人は多い筈。正直に言えば実際の映像もそれほどだが、そもそも核爆発をそのような目で見てる時点で私達は核を舐めており、そんな自分達の内面を今一度自覚し、向き合うべきなんだ。この作品は核の恐ろしさも、核がもたらす悲惨さも、生み出した人への感傷も描いてはいない。核を巡る、現代に続く人間の在り方を描いている。この映画を見て何を感じても良い。ただ、この映画をきっかけにして核について考えて欲しいということなんだろう。
最初は教科書に出てくる物理学者がずらっと、みんな大好きファインマン先生も出てきて、めちゃくちゃ興奮したんですが
実験シーンからの心の痛さと言ったら
きっとノーラン監督は、オッペンハイマー本人の痛みとして感じて欲しかったのかな、と
待ってた
今作のBGMは重低音を基調としているBGMが多いと感じました。TENETの様だな〜って感じましたね😊
いつもありがとうございます。!❤
日本版のポスターが秀悦だったと思います。オッペンハイマーの背後には鉄塔があり、よく見るとオッペンハイマーの背中から蜘蛛の巣のように線が伸びていて闇が広がっているようにも見えるし、檻の中に閉じ込められているかのようにも見える。
ゼウスがプロメテウスに罰を与えたように、オッペンハイマーは時空の檻に閉じ込められて出られないようなデザインになっている。
ブラックホールの仮説をたてたオッペンハイマーをノーランはブラックホールに閉じ込めることを着想として映画のストーリーラインを決めていったのかなと想像したし、時系列をバラバラにした事でオッペンハイマーを出られないようにもしたような感じにしたかったのかなと思いました。同時にオッペンハイマーの目は私達に問いかけているかのように見える。そして後ろにはハシゴがかけられていてその檻の中から出られるようなデザインになっているところが素晴らしく、映画の内容を表しているような気がしました。
いつも楽しく拝見させてもらってますが、三体という小説、Netflixのドラマをご存知でしょうか?
原作小説は映画コンタクトに触発されていて、父と娘の話でもあり、宇宙生命体とのコンタクトを取る話でもあり、ヴェガの生命体が実は導かれてきて、、、というコンタクトのストーリーラインに大いに影響を受けて作られた作品でもあります。
SFとしても量子力学はもちろんの事、量子もつれ、ヒモ理論およびM理論、さらに次元の話など実に物理にも富んでいて、かつこの宇宙全体に生命体がいても不思議はないのにどうして出会う事はないのか、コンタクトを仮にとった場合にどんな事が起こりうるのか?という事が具体的に書かれていて、非常に面白い内容になっているし、ヒューマンドラマとしても素晴らしく読み応えがある作品です。
古典SFのデューンが映像化されてファンデーションもまたApple TVプラスで配信されてますが、この三体は映画と小説のコンタクトに影響受けつつ、新たなSF世界を作ろうとした非常に野心的な作品でもあります。
ぜひレビューしていただければな、と思います。
三体は、見ないとなとおもいながら後回しになっております・・・!
構成と、時系列の切り貼りのセンスが洗練されていて素晴らしかったです。
史実(他人の人生)をなぞっていくだけなのに、ドラマティックでカタルシスのあるものになっていて見事でした。
私は、「原爆開発について後悔はしていないが、悪いと思ってないわけではない」という部分について、最も共感しました。
人生は誰のものでも禍福は糾える縄の如し、人間万事塞翁が馬ですが、ひとりひとり自分の今しか生きられません。
それをノーラン監督は映画体験という形でエンタメに仕上げていて、いよいよ神がかってきたなと思います。
1番の濡れ場はオッパイハイマーの騎乗位攻撃に耐えて「オッピー、オッピー、オッピー」って足を踏み鳴らすとこかな
この人の解説動画が1番しっくりきた
見せかけの知識じゃない本物のやつ
映像作品として見事な出来ではありましたが、ノーラン監督にはSF映画を撮ってもらいたいですね・・・
次作はSFらしいですね
技術者として淡々と仕事してるところが、ジブリの「風立ちぬ」を思い出させたわ
濃厚な解説 ありがとうございました
観てきました。
彼の中の個人の止められない思いと、国への郷愁、国や仲間から乗せられる重荷、原爆を止めたい後悔や罪悪感、妻との信頼の交換、感情のジェットコースターのようでした。
登場人物がかなり多いので、それを途中で忘れてしまったりで大変でしたが、総合的にまたいつか観た方が良い芸術品である事は感じました。
トリニティ実験の核爆発はしょぼかったですね。
ただノーラン自体が「映画史初の実写による核表現」みたいに言ってたり、冒頭や予告編でちょろっと出た地面を押し潰す火球の続きみたいな実写素材の組み合わせで、ものすごいシーケンスを本当は作ってあったんじゃないかと予想してます。
何かの都合で予告編と同じ長さしか使わなかったですかね。
確かにガッツリ核爆発のシーンをあそこで挟んだらオッピー目線が途切れてはしまうし、観察できるところから見た分にはあの程度だろうなとはなるのですが、めっちゃ楽しみにしてた部分だったので残念です…
予習でダークナイト含むバットマン トリロジーなどを見ていたので、二隻の船の起爆スイッチの緊迫のシーンは、確かに現代も続く核の脆弱なバランスのシンプルにした例えなんだなーと納得。映画内でチェーン・リアクションという言葉が頻出していた理由も明確になりました!素晴らしい考察ありがとうございます。
アイソトープの輸出に反対するストローズをオッペンハイマーが小馬鹿にするシーンですが、ストローズが危惧するように原爆に転用される危険性はあったのでしょうか?
科学的な知識が全く無いので、たてはまさんの解説が聞きたいです
ストローズやテラーの関係者はどのようにこの映画を見るのかが気になりました
ノーラン監督はやはりすごい、と思ってみました。ただ、一日本人としては、心穏やかには見れない映画でした。特に、原爆投下後の米人たちの熱狂シーンは、人間の怖さを感じてしまうとともに、こういう反応だったんだろうな、とも思えました。
あと、最初にどんな威力になるか計算でしかわからずに原爆を作ってしまった人々の考えは、納得できるというか、複雑な感情ながらも理解できるのですが、あの威力を見た上で、"水爆を作ろう!"と考えてしまうテラー氏と周りの人々には、頭おかしい、としか思えませんでした。
原爆のシーンのエフェクトは、私ももうすこしCGを使った方が恐怖感が増したのではないかと思います。
核爆発のシーンは本物だけあって炎や火花がきめ細やかで美しいのですが、迫力に関しては少し足らなかったですね。
テラーが失笑したことへの説得力としては良かったね😅
>核爆発の爆風を受けても平気だったのがよくわかりませんでした
当然、爆発の威力は計算済みなので、十分に安全な場所まで離れていたからですよ。
最低でも10kmは離れているので、爆風の被害は問題ありません。
下記の図を見比べればわかると思います。
トリニティ実験のシェルターの位置
upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/48/Trinity_Test_Site.jpg
広島爆心地の被害状況
www.asahi.com/hibakusha/images/h-map.jpg
寧ろリアリティあって自分は好きだったな
確かに日本で爆破すれば完璧だ
俺は好きだわ
結構、ストーリー展開の速さとセリフ多さで追うのに大変でした。
有名な役者が真剣さ少し怖かったですね。
1回目は時系列がぐちゃぐちゃ過ぎて脳が追いつかん
動画に直接的な関係のない質問なのですが…
公開日翌日に最寄りのIMAXで鑑賞し、今週末に池袋のIMAXGTで再度鑑賞します。
1.43:1のフル画郭シーンがトリニティ実験シーンのみという書き込みを見たのですが本当ですか?
ほかにもフルシーンはありますよ。ただ、そんなにたくさんはないかもしれないですね。
IMAXカメラの技術的制約で、会話シーンで使えないため、逆に言うと会話シーン以外はフルサイズです。
@@CGBeginner 早速の返信ありがとうございます
書き込みを見たとき少しがっかりしてたのですが、おかげで楽しみになりました
我々結構やばい世界の中で暮らしてるよね。いつどこから核ミサイルが飛んできてもおかしくない。
ノーラン監督は、主観的かもしれないけど自分の考えとか思想は入れなかったから、主観+客観的な…そこが確立しるために評価が難しいと思った
解説とても助かりました。
終盤のフェルミ賞授賞式のシーンで気になるところがあります。
授賞式は1963年。
参加したアーネスト・ローレンス(ジョシュ・ハートネット)は1958年に亡くなっております。
無論ノーラン監督のミスとは思えないので、
わざと登場させたと思います。
あのシーンについて、私は事実とオッペンハイマーの妄想が混在していると解釈しました。
カラーパートはオッペンハイマーの主観で、あくまで未来の回想シーンとして描いているので、
そのような矛盾もあるのかもしれないですね!
アインシュタインが、核兵器の危うさをナチスと共有すべきかもしれないとアドバイスされていましたが、核時代に人類がなすべきことであるという監督のメッセージが感じられました。どんなに敵国であると考えていてもお互いの対話でしか乗り越えられないと。
核爆発の演出は原爆としては演出過小かなと思いました。ただたった一つの爆発による連鎖が世界中に広がったと考えると恐ろしいのでそれはそれで構わないのかなと個人的には思いました。
ノーラン監督は鑑賞者に対して映画体験だけで終わって欲しくないのかなと思うときは確かにありますね。
池袋グランドシネマサンシャインのiMAXで観てきたのですが、知的でありかつとてもエモーショナルな映画にエンドロールで涙が流れました。
個人的には妻であるキティとの複雑な夫婦関係の描写が良かったです。
色々あった夫婦が最後手を繋いで家に帰るシーンは胸打たれました
これまで多くの場で広島と長崎の惨状が描かれていないことが議論されていましたが、動画で言及されてたように主人公の追体験の追求、むしろ広島長崎の惨状は3時間かけても描き足りない、最も重要なシーンはエンドロール後の今の核の脅威にある世界など、他とは違う視点でハッとさせられました。冷静で確かな考察をありがとうございました。
人を殺す兵器を作る技術者(科学者)
からの思いと視点
ただ作りたかった
何か私は宮崎駿監督の「風立ちぬ」と同じテーマをその中に感じ思いながら見てしまいました
この一見全く別の感性を持ち合わせている様にも感じる二人の映像世界の巨匠二人に何か共通点を見出してみたい気持ちになりました
内容まったく関係ないけどパンフレットかっこいいですよね〜
かっこいいですね確かに
お見事としか言いようのない出来の映画でしたが、「名作」と言っていいのか分かりません。それほど空恐ろしい作品でした。
「恐作」?形容できない…
オッペンハイマー観ました。学生時代は仮説を立てて実証実験に取り組んでいました。トリニティ実験の直前、核分裂の連鎖反応で大気の燃焼で世界が破滅する可能性がゼロじゃないことを知りつつ実験を決行したところが怖かったです。世界が破滅する可能性がある実験なんて普通経験しませんが、あのシーンはまるで当事者で立ち会っているかのような体験をしました。可能性がゼロじゃないのによくやったなと・・・私なら絶対ボタンを押さなかったでしょう。また、ファットマンとリトルボーイが送り出されて広島でリトルボーイが使われ多数の死者を出したと知った後、祝賀会場にオッペンハイマーが登壇するシーンでの会場の足踏みの音に気分が悪くなりました。この足踏み音があちこちに使われているのが印象的でした。
この映画は日本人と他の国の人とは感じ方が全然違うだろうなぁ
秒読みカウントダウンでハラハラはしたものの爆発描写はちょっと物足りなかったですね…
オッペンハイマー自身に感情移入しづらく作成されているのは観ていて感じましたし、中立的な立場で彼の人生を追体験できましたが、彼の周りの人物の発言や反応、核爆弾が広島・長崎に命中した際に体育館?みたいな場所で拍手喝采で受け入れられるシーンでの灰となった死体(おそらく日本人)を描いたりもしてるので、反省はある程度伺えるのかなとも思いました。
この動画で新たな気付きもあったのでもう一度映画館行きます!!
主人公であるオッペンハイマーの原爆開発にかける思い、実際に兵器として使われたことによる悲しみ、そして敵国との繋がりを疑われるほどまでに生涯をかけて水爆開発に反対したその動機、そのあたりがうまく読み取れずモヤモヤしていましたが、たてはまさんの考察を見て納得できました。「追体験はさせるが感情移入はさせない」という意図そのものズバリだったわけですね。
以下、感想を延べさせていただきます。
・トリニティ実験のシーンは皆さんおっしゃる通りで迫力がないし(音は大迫力でしたが)、ガソリンなどの燃料による火炎にしか見えませんでした。衝撃波もそこまで強く描かれておらず、「少し大きい爆弾」くらいの描かれ方で少し残念に感じてしまいました。
直接的にキノコ雲を描くのは確かに手法としては陳腐なので、例えば中性子がウランの核分裂を引き起こして、連鎖反応が進む原子レベルのスケールの動きを超新星爆発のような映像で表現してみせるなど、ノーラン監督作品にありそうな攻めた表現が鳴りを潜めていた印象です。
・主観で描くにしても登場人物と台詞が多すぎて分かりづらく感じました。内通、裏切り、予想外の動きといったサスペンス的なギミックが山ほどあるのに、それらに関する演出が弱く、これはさすがに多くの要素を3時間に詰め込みすぎたためと思います。
量子力学をかじったぐらいの素人ですが、存在確率を表現するイメージはIMAXの緻密さも相まって鳥肌でした。ただ、確かに実写にこだわるなら、実際の原爆のフィルムをリマスタリングすればよかったんでは?と思ってしまいましたね。
眩しさや衝撃波の描写以外はでかいダイナマイトでしかなく、原爆特有の「禍々しさ」を感じられませんでした。
爆発の時は来るぞーって緊迫感すごくて。
実際爆発したら、この感じなんだなと思ったw
日本人だからこそなお思ってしまうのかもしれませんが、核爆発のシーンはCGを使って欲しかったですね。
でっかい爆弾。
あの絵からは、そんなと印象でした。
ただ、作品としては面白かったですねー
失礼します。ロスアラモス研究所で皆が首からかけていた金色のカードはなんでしょうか。よろしくお願い致します。
爆発シーンの迫力足りないのは完全同意です😂
ちょっと、足りないですね…
今後も人に対して3つ目、水爆なら1つ目が起こらないことを願う。
時系列が行ったり来たりや難しい話があるので映画館じゃなくて巻き戻しができる家で見たほうがいいかも、、と正直思いました。
実験の直前で爆縮は確認できなかったと報告があります。
爆縮の実験とは何をしたのでしょうか?
「ものすごい爆発だったそうだ。1.6キロ四方にいた人間は重度の火傷を負って、助かったと生き残った人は数日か数週間後に亡くなった」ってセリフでめちゃくちゃ心が締め付けられた。
「被曝」ってセリフが出てこなかったのがノーラン監督の日本へ対する気遣いなのか…
本人意図せずとは言えど他人への失礼な態度の場面がしれっと多くあって、自分は靴売り出身のストーロズに感情移入してしまった
ストローズが恨むのもまあわかるかもしれないですね。
目が開いて映画が始まり、目を閉じて終わるのが煉獄を表しているってコメントで震えました。
テネット解説からたてはまさんの動画は大好きです。
先ほどようやく今作を鑑賞してきましたが、3点だけ感想を…
①爆発シーンが思ったよりあっさり、というのは同意です。一方、日本降伏後の会場での足踏みや検事からの追及シーンの方が怖く感じました。オッペンハイマー自身としては、爆発の威力そのものよりその後の影響の方が精神的ダメージが大きかった、ということを現しているのかなぁと感じました。
②ヒル博士が「事実」を語ったシーンが一番グッと来ました。それまでオッピーからヒルへの態度は最悪だったと思いますが、やはり科学者として事実を重んじたのだと感動しました。
③放射線研で「全員出ていけ」と怒鳴られるシーン、オッピーも出ていこうとするところで笑ってしまいました。
私の祖父は被爆者でした。今回の映画の重要なシーンは今、という解説は本当にその通りだと思います。
駄文失礼いたしました。