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2024.7.6 第7回 阿寒湖原産ヒメマス祭り（カパチェﾌﾟノミ）が行われました。 ヒメマスは阿寒湖原産なのですが、そのことは意外と知られていません。そのことを知ってもらうとともに、阿寒湖の自然のあらゆる神々へ感謝や敬意を払うお祭りです。 アイヌに伝わる儀式「カムイノミ」をもとに進行し、丸木舟によるアイヌ伝統漁の再現や古式舞踊の披露などは見応えがあります。 観光客の方々も真剣に儀式を観ていました。多くの方に阿寒湖の文化を知ってもらえたと思います。

阿寒湖アイヌ工芸共同組合のメンバーによる【ポロリﾑセ（輪踊り）】 2024.7.6 第7回阿寒湖原産ヒメマス祭り（カパチェﾌﾟノミ）にて。

阿寒湖アイヌ工芸共同組合のメンバーによる【フッタレ チュイ（女性の黒髪の踊り）】 2024.7.6 第7回阿寒湖原産ヒメマス祭り（カパチェﾌﾟノミ）にて。

阿寒湖アイヌ工芸共同組合のメンバーによる【サロルンリﾑセ（鶴の舞）】 2024.7.6 第7回阿寒湖原産ヒメマス祭り（カパチェﾌﾟノミ）にて。

上川アイヌ協会のメンバーによるアイヌ古式舞踊【エムシリﾑセ（剣の舞）】 2024.7.6 第7回阿寒湖原産ヒメマス祭り（カパチェﾌﾟノミ）の会場にて。

上川アイヌ協会のメンバーによるアイヌ古式舞踊【クリﾑセ（弓の舞）】 2024.7.6 第7回阿寒湖原産ヒメマス祭り（カパチェﾌﾟノミ）の会場にて。

「ポロリﾑセ」とは、大きな輪踊りという意味。儀式や祝宴の後に踊るこの踊りは、祭りのラストにふさわしい踊りでした。 歌詞には言葉の意味がない掛け声もあり、これは踊り歌には神と人間が一体となって喜びを分かち合い、神 に呼びかけるという意味が込められているそうです。

帯広地方の高校生による演舞。 小さな頃から踊りを習っていて、エムｼリﾑセは男性にとって大切な踊りの一つです。 刀を打ち合わせ、足を強く踏み鳴らすことでその場を清め、悪いものを追い払います。

バッタキ（バッタ）ウポポ（歌）は、昭和初期に十勝地方にバッタが異常発生し、作物に甚大な被害を及ぼしました。その様子を後世に残していこうと作られた踊りだそうです。 腰を曲げて、肘を張り、足をお尻につくくらい上げてと、バッタの動きを基にした独特な踊り。歌と手拍子に合わせて踊ります。 時間や人数に制限はなく、輪踊りでずっと続けられる踊りとなってます。

イヨマンテとは、熊の魂をもともといた天上の神々の国へ送り返す伝統儀式です。 アイヌの人々にとって、熊はキムンカムイ、山の神と位置づけられる存在です。イヨマンテリムセは熊の魂を送るとき、または送ったあとに踊られてきました。 全員で歌いながら輪になって踊ります。 女性の踊りにはいくつもの振りがあり、次々と動きが変わっていくことも特徴です。 男性は掛け声を出しながら、刀を前に突き出す動作を 繰り返します。途中で踊りながら全体の輪を小さくしていき、最後に元に戻ります。

シカタクイクイは様似（さまに）地方に伝わる情景を表した踊りです。 シカタは東風のことで、東の風にのった雪が舞うように降ってきて、その雪が松の枝につもり、枝が重くたわんでさらに雪が落ちる様子を踊りにしてたものだと言われてます。

チﾔｸピヤｸ（アマツバメの踊り）は、4〜6名で輪を作り、ツバメが激しく飛び交っている様子を表した踊りです。 リズムが良く、踊り唄がかわいくて、観てる方もウキウキします。

第74回まりも祭り アイヌ古式舞踊〜エムｼリﾑセ（剣の舞）〜

第74回まりも祭り アイヌ古式舞踊〜チカﾌﾟウポポ（鶴の舞）〜

第74回まりも祭り アイヌ古式舞踊〜アトゥイソ（船こぎの踊り）〜

第74回まりも祭り アイヌ古式舞踊〜クリﾑセ（弓の舞）〜

第74回まりも祭り アイヌ古式舞踊〜フッタレチュイ（黒髪の踊り）〜

第74回まりも祭り アイヌ古式舞踊〜サロルンリﾑセ（鶴の舞）〜

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