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さて、今月のお話です。
「雪女」小泉八雲・作
夏といえば怪談。
朗読会も「怖い話」をテーマにした会がたくさん行われています。
私も先月8月31日の朗読会で、小泉八雲・作「狢（むじな）」を読みました。
【軽く作品紹介】
18の青年・巳之吉は、ある吹雪の晩、不思議な恐ろしい体験をする。
小屋に現れた美しい女。その女に息を吹きかけられると。。。
その翌年、青年はその女によく似た女に出会う。
女と世帯を持った青年だが、吹雪の晩にあった女の話はずっと黙っていた。
しかし、女と長く連れ添ったある日、女の姿を眺めていると、かつてみた不思議な女の事が思い起こされて。。。
この物語に出てくる雪女は、どういう設定なのでしょう。
妖怪？その事を雪女自身はどのように受け止めているのでしょう？
なぜ、人間のフリをして巳之吉の前に現れて、最後は、去っていったのでしょうか？
あえて色々調べず、私なりの解釈で読んでみました。
ぜひ、皆さんも文字にかかれていない部分を想像してみてください。
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作品の原稿は、青空文庫より使用させていただいております。
雪景色のイラスト：望月ガガンボ様