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大西人形本店
Japan
Registrace 8. 05. 2020
有職節句人形専門店
合資会社大西人形本店
節句人形は持ち主様の一生を共に過ごす大切なお人形。
節句の飾りは季節を寿ぐしつらえ。
日本古来の美しいものを美しいままに。
取り扱い品:雛人形、五月人形、破魔弓、羽子板、正月飾り、盆提灯、他季節の工芸品
◇愛知県名古屋市中区丸の内一丁目8番2号
TEL:052-231-4104
合資会社大西人形本店
節句人形は持ち主様の一生を共に過ごす大切なお人形。
節句の飾りは季節を寿ぐしつらえ。
日本古来の美しいものを美しいままに。
取り扱い品:雛人形、五月人形、破魔弓、羽子板、正月飾り、盆提灯、他季節の工芸品
◇愛知県名古屋市中区丸の内一丁目8番2号
TEL:052-231-4104
「髪付師」井上正幸さん(京都)
京都の「髪付師(かみつけし)」、井上正幸さんの製作風景をお届けします。
髪付師というのは、お人形の日本髪を結う人のことをいいます。お雛様は、「着付師」「頭師(かしらし)」「髪付師」「手足師」「小道具師」など、複数の職人によってお人形が作られるのがほとんど。立札に名前が出るのは着付師さんですが、その下にも凄腕の職人たちがたくさんいるのです。
全国的に見ても極めて少ない髪の毛専門の職人さん。京都でこの仕事をされているのは2〜3人程でしょうか。
「ジャッ、ジャッ」と絹でできた髪をとき、
「キュッ、キュッ」とコテをあてて、髪を伸ばします。
なかなか面白そうなお仕事です😊
トップの職人さんの希少な作業現場です。
ちょっと長めですが、じっくりご覧下さい。
髪付師というのは、お人形の日本髪を結う人のことをいいます。お雛様は、「着付師」「頭師(かしらし)」「髪付師」「手足師」「小道具師」など、複数の職人によってお人形が作られるのがほとんど。立札に名前が出るのは着付師さんですが、その下にも凄腕の職人たちがたくさんいるのです。
全国的に見ても極めて少ない髪の毛専門の職人さん。京都でこの仕事をされているのは2〜3人程でしょうか。
「ジャッ、ジャッ」と絹でできた髪をとき、
「キュッ、キュッ」とコテをあてて、髪を伸ばします。
なかなか面白そうなお仕事です😊
トップの職人さんの希少な作業現場です。
ちょっと長めですが、じっくりご覧下さい。
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Video
五月人形、兜を飾る
zhlédnutí 101Před 5 měsíci
五月人形の兜を飾る手順です。 床の間で飾っていますが、同じ手順で家具や机の上に飾って上げてください。箱から出す手間を入れても15分ほどで飾れます。 ※鍬形を挿すシーンと刀を台に縛るシーン省いています。 【以下説明】 ◯端午の節句の敷物は緑です。 (菖蒲や蓬などの薬草の色で、初夏らしい浅めの色が良いと思います。) ◯屏風は、四枚仕立てのものが本来のかたちです。 (写真は三枚仕立てで、すこし略式) ◯唐櫃は、兜の収納箱。 日本古来の宝箱のかたちをしています。 ◎芯木を立ててから袱紗を掛けます。 兜の内側が芯木で擦れないように保護していますので、必ずこの順番です。 ◯兜の角は「鍬形(くわがた)」といいます。 クワガタ虫の語源ですので、内側が飛び出すような向きで挿します。 ◯弓が向かって左、太刀が右です。 太刀は、手で持つ「柄」の方が下にくるように置いて、...
中白の兜
zhlédnutí 96Před 6 měsíci
「中白(なかしろ)の兜」 兜の背面には、様々な色の組紐が編み込まれています。 編み方のバリエーションも豊富にあり、それも現代アレンジではなく、平安〜鎌倉時代に考案された色の組み合わせが多く使われています。 動画は「中白」とよばれるカラーリング✨ 京甲冑では主に8号に使われます。 「五月人形って黒ばっかり…」 「逆に今っぽくなると白ばっかり…」 そんな風に思っていませんか? やはり金属加工の華やかさがメインですが、絹の発色の美しさを見るのも、元来の愉しみ方のひとつなんですよ😊
屏風製作風景
zhlédnutí 40Před 7 měsíci
数年前にもUPした動画を再編集しました。 京都の表具師(ひょうぐし)、北村松月堂さんのお仕事です。 ◇表具師とは… 掛け軸、屏風を作る職人のことを表具師といいます。 現存する最古の屏風としては、奈良時代の作品「鳥毛立女屏風(正倉院・8世紀)」が有名で、7世紀頃に大陸から日本へ伝わります。 それ以降、掛け軸や屏風は日本の絵画作品を長きにわたってかたちづくり、狩野派、琳派などの作品もほとんどが表具師の仕事と同時に存在しました。今でも、日本画家たちの多くが屏風、掛け軸の作品を作っています。 それ故に、屏風のお仕事というのは和紙を使い、日本の美術工芸を下支えしています。この仕事を絶やさぬよう、ご覧いただき、多くの人に知っていただければ幸いです。 ※北村さんは節句専門で屏風を作る数少ない職人です。(他にも関東、静岡などに数軒、同様の職人がいます) ちょっと珍しいお仕事ですの...
お雛様の小道具。飾りつけ。
zhlédnutí 810Před 7 měsíci
お雛様の小道具。 ちょっと動画にしてみました✨ 雅風さん(親王)、雛幸さん(官女)の着せ付け。 美しい手のポジションに、良くできた小道具たちがすっと収まっていきます。澤野さんが作る手の曲線が、お道具を迎え入れてくれるようです。 お子様が少し大きくなられたら、親子で一緒に飾って欲しいです。 よく手を洗って、お顔はあまり触らないよう。 「丁寧に扱おうね」って教えてあげてください😊
五節句展(2022の様子)
zhlédnutí 41Před 10 měsíci
今週金曜日の午後からはじまる、Sechieの会「五節句展」、昨年の様子(導入から上巳まで)です✨ お節句にまつわる工芸品を、たくさん展示をします。 陶芸家さんをはじめ多業種の方々のご協力のもと、お節句という文化が、楽しい発想にあふれた豊かな文化であるようにと願って、毎年企画しています。 一体どんなことをしてるんだろ?って思う方が多いと思うので、リアルをちょっとだけ動画で😊 昔のものやベテランのものも少しだけ混ぜこみますが、この会自体は若手を中心に行っています 。今の職人や作家がつくる、文化に寄り添った素晴らしい作品を楽しく見ていただければと願っております。 〈Sechieの会〉 大西嘉彦・石川久敏・河原太基 〈Special thanks〉 前川淳蔵、妙子・江口葉菜子・深田涼・岩田康行 音源・Fukagawa 撮影、編集・大西
雪洞(ぼんぼり)製作風景
zhlédnutí 134Před 11 měsíci
雪洞・ぼんぼり 製作風景です。 丸く曲げた木の骨(プラスチック製品もあり)を組み上げ、その間に絹を張ります。 □灯りの歴史は古く、縄文時代以前から人々は炎の光で夜を照らしていました。室町時代ころには、風よけのために和紙で囲った「行灯(あんどん)」が登場します。 江戸時代になると、一般家庭にも照明器具が普及することによって、爆発的に種類が増えます。その中の一つが「雪洞・ぼんぼり」です。 お雛様の灯りには、他にも燭台(しょくだい)や短檠(たんけい)というものなどがあります。もちろん、どんなものでも綺麗にあわせることができます。ですが、「雪洞」は、動画のようなかたちのもののことを言います。 今回、職人さんの美しい手仕事を見ることができました。ご協力くださった「人形の堀田」さんへ、感謝申し上げます。 弊社では、多くある雪洞の中から、素材と形状にこだわ...
破魔弓制作風景「籐巻き」
zhlédnutí 62Před rokem
破魔弓制作風景。 「籐巻き(とうまき)」 破魔弓はお正月に飾る、厄除けの飾りものです。 特に男の子が迎える初めてのお正月〈初正月〉に、健やかに育つようにと願いを込めて飾られます。 矢を射ることができる本物の弓は使いませんが、玄関先や床の間などでも飾れるように、多くの部材を手作業で作っています。 中でも「籐巻き」と呼ばれる作業です。 籐とは「ラタン」のことで、家具にも使われる材料。その皮の部分を使い、弓に巻き付けていきます。今では飾りが小さくなり、ちょっとした作業になっていますが、「重籐(しげとう)」といって籐が豪華に巻かれた弓は、かつては大将がもつものでした。日本には自生しない籐を輸入し、ふんだんに巻き付けるものでしたので、それなりの富や名声が必要だったのでしょう。 今でも験を担いで、籐を巻きます。 〈玉泉作〉の破魔弓は、全国の取り扱い店で。
端午の節句豆知識「柏餅を食べるのはどうして?」
zhlédnutí 21Před rokem
端午の節句豆知識「柏餅を食べるのはどうして?」 52秒でお届けします。 端午の節句の行事食、柏餅。 柏の木は、新しい葉が出るまで古い葉が落ちません。 この事から、「子孫が途絶えない」「子孫繁栄」を表す神聖な木であるといわれます。 また、柏の葉には抗菌作用があります。もう一つの行事食「ちまき」も同じで、梅雨に向けて湿度が増し、気候も温暖になってくる端午の節句の季節に、中のものが腐らないようにという意味で抗菌作用のある植物を使ったのでしょう。お供えには「餅」が使われるものですから、この季節には抗菌作用のあるものを餅に巻き付け、神前に供えたのかもしれません。正月は鏡餅、ひな祭りは菱餅、端午には柏餅、七夕には揚げた「索餅」、重陽は栗おこわ(もち米)といった感じです。そこに、植物の生態の中から、喜ばしい意味を汲み取っていったのではないでしょうか。
胡粉の置き上げ(貝合せ)
zhlédnutí 68Před rokem
貝合せ、胡粉(ごふん)の置き上げ。 ちょっとした動画です。 貝合せの金箔の下にある膨らみ。 最近は「どうやってるの?」って、人形屋からも訊かれるので。 この作業、私は専門ではないので、本当に細かくて美しい置き上げは、まだできません。色んな筆を試したり、胡粉と膠(にかわ)の混ぜ方を工夫しながら、ちょっとずつ上手になれるよう努力中です。 ◇ ◇ ◇ 胡粉(ごふん)という貝殻の粉を、膠(にかわ)で練って絵の具を作ります。絵の具のように筆に浸透させるのではなく、筆に乗せるように含ませて、粘っこいのを引っ張りながら立体的にしていきます。 上手な人は、0.5ミリにも満たないくらいの線を引き、亀甲文様などの細かい連続模様を立体的に作ることができます。今でも人形の鼻や耳などを同じ作業で作りますが、昔の人形では眉間の血管や、手の甲の血管まで表現してあるものがあります。 き...
端午の節句豆知識「鍾馗さんは、なぜ飾る?」
zhlédnutí 108Před rokem
端午の節句豆知識。 「鍾馗さんはなぜ飾る?」 57秒でお届けします✨ □解説 お節句とは、厄除けの行事です。 特に端午の節句は薬草を多く用いた節句で、病除けの意味合いの濃いものであります。 今ほど医学が発達していなかった昔、未知の病気が流行った時には何が起きているのか分からず、人々はただただ恐れることしか出来ませんでした。 そんな時代、菖蒲などの薬草に頼ったり、薬玉を掛けたり、ヒトガタに厄をうつしたり(ひな祭り)して「まじない」のような効力に頼って厄除けの祈願をしたのがお節句の行事です。大人も子供も、年齢も性別も本来関係ありません。 その中でも鍾馗(しょうき)さんは典型的な疫病除けのシンボルであり、人形や 、屋根瓦や絵画などに沢山登場してきました。 7世紀、中国の玄宗皇帝の夢枕に立ち病魔を祓ったことから病除けのシンボルとなります。その頃から「鍾馗図」を新年に門に貼...
ひな祭り豆知識・その⑤「お雛様の台座、シマシマ模様はなに?」
zhlédnutí 49Před rokem
ひな祭り豆知識 「お雛様が座る台・あのシマシマ模様はなに?」 久しぶりの豆知識。 ひな祭りまでもう少しですね🌸 お雛様が座っている台座に、菱形をあしらったシマシマ模様がついています。この模様のことを、「繧繝縁(うんげんべり)」といいます。この繧繝縁は、神仏や天皇、皇后、上皇らがいらっしゃる場所にのみ使われるデザインです。 縦向きに菱形が入っているのは、春になって暖まった地中の水分が蒸気となって立ち昇り、日の光を浴びてキラキラと輝くさまを表している、とも言われます。縁起の良い模様があしらわれているということです✨ さて… 百人一首で遊ぶ、「坊主めくり」 ご存知でしょうか? 繧繝縁に座っている絵柄のものが、強い札です。 子どもの頃は私、人物の名前を覚えるのが苦手だったので、祖母から「シマシマの台の人が偉いんだよ」と教えてもらっていました。お雛様を飾るとき...
ひな祭り豆知識その④「お雛様の左右に梅の花があるのは、どうして?」
zhlédnutí 38Před rokem
ひな祭り豆知識・その④ 「お雛様の左右に梅の花があるのは、どうして?」 たまに見かけますよね? 桜橘じゃなくて紅白梅のバージョン🎎 57秒で、超簡単にまとめました。 □解説 お雛様の左右に桜と橘を飾るのは、京都の御所に植わっている樹木をあらわしています。この「桜」、平安時代初期には「梅」が植えられていたといわれています。 桓武天皇の平安京遷都の際には梅が植えられ、仁明天皇の頃(833-850)に桜に植え替えられたそうです。 奈良時代ころは、「花見」といえば梅の花を見ることをいいました。紅白、というのも縁起が良く、旅行中に神社などの境内に梅が植わっていることも多くあります。 お雛様が、貴族たちの生活を真似て楽しむもの、ということから「梅もアリ」、となったのでしょう。ですが、平安時代にはお雛様ってなかったので、時代考証にはちょっと疑問が残ります。いつの頃か、誰かが創作...
ひな祭り豆知識「左右にあるお花は一体なに?」
zhlédnutí 192Před rokem
ひな祭り豆知識その3 「左右にあるお花は一体なに?」 58秒です。 時々、一時停止をしてお楽しみ下さい😅 🟧解説 お雛様の左右に飾られているお花は、基本的には桜と橘です。「左近の桜・右近の橘」と呼ばれ、御所に植わっている木をあらわしています。「左近・右近」はお雛様から見ての左右で、人間から見ると反対になります。 また、東西南北でいえば、左近が東、右近が西となります。そのため、お雛様の桜の花は、向かって右端(太陽がのぼってくる方)のほうが花の開きが良く、左の方に蕾を多く付けるものとされています。 この他にも「紅白梅」のパターンがありますが、それは次の豆知識で🌸 🔶追記 昔から行われてきた行事を大切にしていくことで、その国や地域がもつ歴史・風習を、子供の頃から自然に学ぶことができます。 赤ちゃんの時から身近にあって、毎年のお祝いに登場してくるお雛様は、自然と興...